大人の銀座デートにぴったり♪「TORAYA GINZA」さんだけの上生菓子のセットをシックな空間で
クリスマスのみならず、年末年始の休暇を利用して東京へ足を運ぶという方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。また、都内在住の方は、近場で過ごそうかと計画なさっているという声も多く耳にします。
ショッピングや散策を楽しめる場所、といいますと、候補のひとつとして上がりやすいのは銀座ではないでしょうか?
さて、デートや街歩きに欠かせないもののひとつはグルメ。お食事は勿論、満ち足りたお茶の時間も欠かせません。であれば、折角ですしこの場所でしか味わえないものを召し上がるのはいかがでしょう?
今回は2024年、満を持してオープンしたとらやさんの銀座店「TORAYA GINZA」限定のシーズン上生菓子、柚子と山椒の「芳冬果」をご紹介。
目の前で仕上げられていくきんとんは、ひとつひとつの動作がまるでショーのよう。かといって見せつけているわけではなく、お菓子やお客さんと真摯に向き合うような空気感も素敵。
柚子の果皮だけではなく、果汁をも混ぜ込んだ白餡は、空気を抱かせながら混ぜることにより徐々に白っぽく軽やかに。たっぷりまとわせたきんとんは、うっとりとするような滑らかさと共に、清々しい柚子の果実感が弾けてなんとも爽やか!この果実感、通常販売されているとらやさんの上生菓子では味わえません…ほろ苦さと甘味の組み合わせがなんとも上品。
御前餡というとらやさん特有のこし餡にも山椒を加えているのですが、こちらはほんのり。
奥にそよそよと漂う若々しい刺激が絡み合い、そこへ更に粉山椒をつけていただけば、ピリリと目の覚めるような心地よさ。
どんなバランスで食べようか、都度考えながら口へ運ぶのがまた楽しいこと…ほうじ茶も、一杯目と三杯目では、口の中に広がる風味に変化が。身近なほうじ茶ですが、これほどまでのポテンシャルを秘めているとは…まさに、ここならではの甘露ですね。
外の喧騒から切り取られたような静謐かつシックな空間が印象的なTORAYA GINZAさん。内装設計は、赤坂店やとらや工房さんなどの店舗のデザインを手がけた内藤廣氏によるもの。それぞれの店舗ごとに印象が異なるところも見どころのひとつ。
ぜひ、入口の鮮烈な赤と店内の射干玉色が織り成すコントラスト、そして別世界へと誘われるようなテラスにも出ていただき、味わいだけではなく空間美も大人の嗜みとして堪能していただきたく。
今回はカウンター席を予約いたしましたが、喫茶スペースでも同じものを注文可能です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<TORAYA GINZA>
公式サイト(外部リンク)
東京都中央区銀座7-8-17 虎屋銀座ビル4階
03-6264-5200
11時~19時(ラストオーダー18時30分)
定休日 元日・毎月第2月曜日(祝日の場合は第3月曜日)