【発達障害あるある】『ちょっとだけ』の意味がわからなくて起こるトラブル・病院の待合室編
こんにちは。発達と育児の支援サポーター『夢カナエ』です。
わたしは保育士・幼稚園教諭と介護福祉士の資格を持つ、神経発達症(発達障害)の子の親でもあります。
今日は、病院の待合室で起こった、息子とのちょっとしたトラブルを漫画でご紹介します。
病院の待合室のソファーで
わたしの隣にピッタリと座る、中学1年生の息子。
5歳の頃なら可愛いけど、わたしより大きな子がくっついて座るのは、少々暑苦しい。
「ちょっとだけ、離れてくれる?」
と、頼んでみました。
しかし、結果は・・・
離れたのは、1センチだけ…
うっかりしていました。
発達障害の息子は、わたしが伝えたかった
『ちょっとだけ』
の意味を理解できないのでした。
独特の理解をしてしまう
わたしは、
「暑苦しくない程度に、離れてほしい」
という意味で
『ちょっとだけ』
と言ったのです。
しかし、相手の立場で考えることが苦手な発達障害の特性がある息子は、
「ちょっとだけなら、1センチぐらいだな」
と、彼独特の尺度で考えてしまうのです。
具体的な距離を指定した
そこで次に、具体的な距離を指定して頼んでみました。
今度は、わたしが思った通りに離れてくれました。
彼に理解できる、具体的な指示さえすれば、とても素直でいい子です。