地酒があるなら地乳もあっていいじゃないか!高知「さかわの吉本牛乳」
旅行・グルメ・おでかけライターのsatochinです。旅先でご当地牛乳を見かけると、ついつい買ってしまいます。そんな中、地酒ならぬ地乳というパワーワードを発見!飲んでみたら、他とはちょっと違うおいしさの牛乳でした。高知県で出会った“ぢちち”を紹介します。
大正5年創業の吉本牛乳
高知県の中西部に位置する佐川町。かつては土佐藩筆頭家老・深尾市の城下町として栄え、 伝統的な商家住宅や造り酒屋の酒蔵など、歴史を感じさせる街並みが今も残っています。土佐のお酒の代表格である司牡丹酒造商家も佐川町にあります。
吉本乳業はそんな佐川町で大正5年に創業。100年以上牛乳を製造しています。佐川町にあるたった3軒の酪農家。どこも家族経営の小さな酪農家ですが、その分家族同様の愛情を注ぎ、きめ細やかなお世話をして乳牛を育てています。
吉本乳業の牛乳は、その3軒の牛乳だけを使用。牛舎が近いことから新鮮なまま工場に運ばれてきます。その牛乳を大きな釜でゆっくりと85度の温度で15分間殺菌。牛から搾った時の風味がそのまま残った牛乳になります。
2013年にはご当地牛乳グランプリで金賞、試飲審査賞、2つの賞を獲得しているんですよ。
“ぢちち”と書かれた吉本牛乳。
子どもの頃から牛乳が大好きだった筆者。旅先で見かけたご当地牛乳は必ず購入して飲んでいます。何度か高知に来ていますが、吉本牛乳は初めて見ました。
飲んでみて驚いたのが、飲んだ感じがサラリとしていること。決して薄いわけではなく牛乳の味はしっかり濃いのに、飲んだ感じが軽くて、最後口の中にほんのりと甘さが残るんです。
今までいろんな牛乳を飲んできましたが、他にはなかった味です。
紙パックには“ぢちち”の文字が!
なるほど、地乳ね!地酒があるなら地乳もあっていいわけですよね。今までご当地地牛乳を自分の中で地牛乳と呼んでいましたが、地乳の方がしっくりきます。
実は飲んだ時には“ぢちち”の文字に気づかず、Xの投稿を見てわかったのでした。
※投稿者の方には引用許可済です。
自分が飲んだ時は、“ぢちち”に気づいていませんでした。
通販も可能!ふるさと納税の返礼品にも
残念ながら高知のスーパー以外では購入できませんが、公式ホームページから通販できます。
ネットで検索してみたところ、旅先で飲んですっかりハマり、購入しているという声が多数寄せられていました。
佐川町のふるさと納税の返礼品にも、吉本牛乳がありました。返礼品の中には、吉本牛乳を使ったアイスクリームも。これは筆者も気になります。お料理に使っても良いとホームページにはありましたが、多分、あっという間に飲んでしまいそうです。
瓶の牛乳も気になりますが、こちらは高知に行かないと飲めなさそうです。
そして、地乳という言葉がとても気にいったので、これから地牛乳ではなく地乳が自分の中で定着しそうです。
これからも地乳とはじめ、旅先で見つけたおいしいものを紹介していきますので、良かったらフォローお願いします。また、記事がおもしろかったら下のリアクションボタンを押していただけると励みになります。