カットアボカドは「種付きを残して下さい!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「アボカド」は好きですか?
アボカドは別名「森の妖精」とも呼ばれています。あ、ミス!「森のバター」とも呼ばれています!
森のバターと呼ばれる理由は、そのクリーミーで滑らかな食感と豊富な栄養価にあります。アボカドは良質な脂肪を多く含み、その脂肪がまるでバターのような風味と口当たりを生み出してくれます。
自分は子どもの頃はアボカドが苦手だったのですが、大人の階段を登るにつれ、その美味しさに気づくようになりました。
そんな栄養価が高いアボカドですが、皆さんはカットした後、どのように保存していますか?
今回の目次
- アボカドは高カロリー食材
- 種が残っている方を残す
- レモン汁を振りかける
- カットアボカドの正しい保存方法
- まとめ
アボカドは高カロリー食材
今日の本題に入る前に皆さんに、知っておいてほしいことがあります。それは…
アボカドは脂質がたくさん含まれているので、「高カロリー食材」であるということ!
あのバターのような食感は伊達ではありません!
アボカド1個に含まれる脂質は25g程度。ちなみに…平均的な女性の1日の脂質の摂取目安量は25gと言われています。
つまり、アボカドを丸ごと1個食べてしまうと、もう1日の目安量に到達してしまうのです。アボカドは確かに栄養価が高く、健康に良い食材ですが、食べ過ぎには注意が必要です。
種が残っている方を残す
いよいよ、今日の本題に入ります。
先ほども言いましたが、アボカドは高カロリーの食材です。そのため、一回の食事で『カットして、半分だけ食べる』という方が多いのではないでしょうか?そして、残った半分を翌日に残しておく。
翌日、残ったアボカドを見て、ひと言…『黒っ!!』
タイトルにもある通り、カットしたアボカドを半分残す場合は…「種付きを残して下さい!」
『え、なんで?』と思った方の為に少し解説したいと思います。この理由はシンプルで…
種がある分、果肉が空気に触れる面積が減るからです。
そもそも、アボカドが黒く変色する原因は空気による「酸化」の場合がほとんどなので、この方法は効果的です。しかし、種だけでは完全に酸化を防ぐことはできません。より効果的にアボカドの酸化を防ぐためには…↓
レモン汁を振りかける
カットアボカドの酸化をより効果的に防いでくれる方法があります。何かというと…「アボカドの表面にレモン汁を振りかける」
この方法に関しては…『あ、知ってる!』という方も居るのではないでしょうか。
レモンに含まれている「アスコルビン酸(ビタミンC)」という成分は「酸化防止」の働きがあるのです。
生のレモンでなく、「ポッカレモン」で代用してもOK!
カットアボカドの正しい保存方法
最後に、カットアボカドの正しい保存方法を伝授したいと思います!
①アボカドを1/2にカット。
②種が残っている方を残す。
③表面にレモン汁をかける。
④ラップでしっかり密封して、ポリ袋に入れる。
⑤冷蔵庫の「野菜室」で保存する。
※保存期間の目安は3日間
まとめ
- アボカドは高カロリー食材
- 1日あたりの適量は、アボカド1/2個
- アボカドを半分残す場合は「種が残っている方を残す」
- 種を残すと、果肉が空気に触れる面積が減り、酸化を防いで変色を遅らせてくれる
- レモン汁をかけるとなお良い