【目黒区】都立大学駅高架下「ナポレオン軒」で、土日だけ提供される「エリザベス」を食べてきた
1度行ったら病みつきになる味、都立大学駅高架下にある「釜玉中華そば ナポレオン軒」の「釜玉中華そば」。これまで何度もお店に通っていますが、まだ食べたことがないメニューがありました。
それは土日限定で提供される「エリザベス」というラーメン。
毎日チャーシューを仕込むのは同じスープで、1週間、肉をつぎ足しつぎ足し使うそう。
その肉のうま味をたっぷりと吸い込んだスープを「何も足さない」状態で使った贅沢なラーメンなのが「エリザベス」というわけです。
毎回つい「釜玉中華そば」を食べてしまうので、そろそろこの「エリザベス」にも挑戦したい、ということでやってきました。
相変わらず行列ができてる都立大学駅高架下「釜玉中華そば ナポレオン軒」
「ナポレオン軒」は都立大学駅高架下だけではなく、京急蒲田駅近くにももう1店舗あります。友人が蒲田駅近くに住んでおり、教えてあげたところ、やっぱりドはまり。
2日と空けず「また食べに行っちゃった」という報告がありました。一緒に食べて仲良く太ろう!?
「ナポレオン軒」はまず食券を買ってから行列に並ぶスタイル。並んでいる間、店員さんが食券を受け取りに来てくれて、席についたタイミングでさっと、提供してくれます。
「エリザベス」は土日各日で15食程度の提供ということで、オープン当初は常に売切れ。今回、ダメもとで券売機を見たところ、まだ購入できたのでワクワクです。
私は「辛ネギ 釜玉中華そば(並)」、私よりも通い詰めている家人が「エリザベス」を注文することにしました。
見た目が茶色いスープなのでしょう油味なのではとバグる「エリザベス」
「釜玉中華そば ナポレオン軒」の「エリザベス」。肉のうま味だけをたっぷりと吸い込んでいるため、見た目は茶褐色をしています。
どうみても「しょう油味」のラーメンとしか思えないのに味は「塩味」。人は視覚にかなり頼っているというのが実感できます。
スープを一口すするとガツンと来るような肉のうま味が口いっぱいに広がります。
チャーシュー、メンマ、ネギ、そして甘く味付けした油揚げ。ほんのり柚子の風味が感じられるので、お店で提供しているお稲荷さんと同じお揚げのようです
これが意外に合います。麺は釜玉中華そばと同じ太麺。
目をつぶれば塩味のラーメン、目を開けるとしょう油ラーメンみたいと脳がバグりそうです。こってりしているかと思いきや意外にあっさり。
1週間分の肉のうま味だけを吸い込んだなんとも贅沢で、肉々しい味わいのラーメンでした。
「エリザベス」を食べて「ナポレオン軒」のメニューをコンプリート
「エリザベス」を制覇したのでこれで「ナポレオン軒」の全メニューを食べたことになります。以下、順番に振り返ってみましょう。
釜玉中華そば(味玉プラス)
上写真は「釜玉中華そば(並)」に味玉をトッピングしたバージョン。デフォルトは生卵とネギトッピングのみのシンプルな構成で、タレを絡めながらいただきます。
辛ネギ 釜玉中華そば(並)
上写真は「辛ネギ 釜玉中華そば(並)」です。ピリ辛のネギがたっぷり乗っていてこれがかなり辛ウマです。
一度これを食べてしまうと、普通の「釜玉中華そば」に戻れなくなってしまいました。
リッチ 釜玉中華そば(並)
そして上が「リッチ 釜玉中華そば(並)」です。こちらは味玉、チャーシュー、メンマ、ネギ、生卵とオールスターがそろい踏み。
贅沢でボリューミーな一品で、肉好きの家人はこれ一択です。
物足りない方は替え玉(半玉)もあります。残ったタレにスープ割りを注文して最後までおいしくいただけるのも「ナポレオン軒」ならではです。
卓上調味料(しいたけ酢・味付けきくらげ・ブラックペッパー・ゴマ・バカニラ(激辛です)・エンペラー油・揚げネギ・チーズ(冷蔵庫にあるので声をかける)・にんにく・しょうが)で味変も可能。味が足りない人向けに釜玉ソースもあります。
「エリザベス」は超絶おいしかったのですが、目の前で釜玉中華そばを食べている人を見ると、そちらも食べたくなってしまいます。今回は2人で行ったので、半分ずつ食べることができました。
1人で来店する場合、さすがに2杯はキツイですよね。なので皆さん「エリザベス」よりも「釜玉中華そば」を選んじゃうのかも。
今回はすんなり「エリザベス」が食べられたのはそういう理由があるのかもしれません。
この原稿をかいていたらまた「ナポレオン軒」に行きたくなってしまいました。皆さんもぜひ。
【店舗概要】
釜玉中華そば ナポレオン軒(Rettyページ)
営業時間:11時~15時/17時~23時
住所: 東京都目黒区中根1丁目5-1
問合せ先:03-5726-9115