猫飼育歴14年でみつけた、猫が喜ぶ撫で方4選!撫でスキルを極めて猫を虜にしよう!
猫とのスキンシップは愛猫との信頼関係を築くために重要なポイントですが、その撫で方にもどうやら猫の好みがあるようです。
そこで今回は猫飼育歴14年の私が実際に試して効果があった、猫が喜ぶ撫で方4つとポイントを紹介します。猫の飼い主さん、ぜひ参考にしてください!
1.猫の喜ぶ撫で方4選
1‐1.優しく毛並みに沿って撫でる
背中など体の大きい部分を撫でるときは、優しく毛並みに沿って撫でるのがおすすめです。頭の方からしっぽのほうに向けて、一方向に撫でてあげます。
力の強さは、猫がグルーミングをするくらいをイメージしましょう。ソフトになりすぎず、強くもない力の入れ方がベストです。
まずは頭から優しくなでてみて、猫の反応を見ながら力加減を調節しましょう。
逆方向に撫でると、毛が逆立って猫が不快な気持ちになってしまうこともあります。
そうなるとリラックスどころがイライラさせてしまい、撫でることが逆効果になりかねないので注意しましょう。
1‐2.あごの下~こめかみ周辺を指でかく
猫のあごの下やこめかみ周辺を指でくすぐるようにかくのも、喜ぶことが多いです。
というのも実は猫は臭腺がある場所を刺激されるのが好きな傾向があるのですが、あご下やこめかみ周辺にはそれぞれ臭腺が存在しています。
そしてそういった場所を指で刺激されると気持ちいいと感じるため、ついつい目をつむってウットリしてしまう猫が多いのです。
1‐3.鼻筋を指でなぞる
鼻筋を撫でられるのが、大好きな猫もいます。
鼻筋を人差し指で上から下へ一方向に撫でてみると、次第に目をつむってゴロゴロのどを鳴らしてしまったり…気持ちよさそうな表情を見せてくれるでしょう。
鼻筋は自分でグルーミングできない場所なので、刺激されると非常に気持ちがいいのだとか。
強く圧を加えすぎたり乱暴に動かしたりせず、指先を使い優しく丁寧に、猫の反応を見ながらゆっくりとなぞるのがポイントです。
1‐4.首根っこをマッサージするように揉む
首根っこを触られるのが好きな猫も多いです。猫の首の皮はびよーんと伸びるほど柔らかいですが、ちょうどそのあたりを揉むようにして撫でてあげます。
猫にとって首根っこは、母猫が首の後ろを噛んで子猫を持ち上げるための部位で、いわば「母猫を思い出せる場所」。
そのため首の後ろを撫でられると子猫時代の安心感が蘇り、リラックスしたりする猫もいるのです。我が家の愛猫も首根っこマッサージは大好き…。
しかし持ち上げるのはNGです!大人の猫は子猫と違って体が重いので、子猫のように持ち上げると首回りに負担がかかります!
2.猫の「撫でて」のサインは?
いくら猫が好きな撫で方をしても、猫にその気がないと喜んでくれないこともあります。そのため猫の「撫でてほしい」というタイミングに合わせて、行動するのがおすすめです。
猫が撫でてほしいと思っているときに見せるサインには、主に次のようなものがあります。
・頭突きをする
・のどをゴロゴロ鳴らす
・ふみふみする
・目の前でお腹をゴロンと見せる
・スリスリする
・前足でチョンチョンと訴える
・追尾してくる
・鳴いて飼い主を呼ぶ
など
これらのサインは猫の「撫でて」「甘えたい」という気持ちが隠れていることがほとんどです。
愛猫のサインを見落とさないように、もしこのような仕草をみせたときは、猫をたくさん撫でてあげてください!
3.まとめ
猫を撫でることは、猫との絆を深めたりコミュニケーションをとったりするための大切なスキンシップです。
そして今回紹介したような「猫が喜ぶ撫で方」のテクニックを実践すれば、愛猫も虜になってしまうことでしょう!
もちろん猫にも性格や好みがあるので、ほかの撫で方を好む猫もいるかもしれません。そのようなときは、愛猫の「喜ぶ撫で方」を探しながら、 触れ合いをたくさん楽しんでください!