【離乳食】夏に気をつけたい水分補給のキホン!管理栄養士が徹底解説
気温が高くなる日が増えてきました。自ら暑いことを主張できない・自分で補給できないなど、乳幼児は熱中症・脱水症になりやすい傾向があります。
本格的な暑さが来る前に乳幼児期の水分補給のキホンを知っておきましょう。
1、乳幼児期が脱水になりやすい理由
2、水分補給の必要量
3、気をつけたい注意点
4、何を飲んだらいいの?
5、水分補給のタイミング
1、乳幼児期が脱水になりやすい理由
大きく4つ理由があります。
①大人より体重に占める水分の割合が多い。
②体温調整機能が未熟。
③自ら主張できない・水分補給できない。
④地表の熱を受けやすい。(地面からの距離が短い)
なので大人以上にこまめな水分補給が必要です。
2、水分補給の必要量
1つ注意点なのは、この必要量は3つの水分量の合計になります。次で詳しく説明します。
3、気をつけたい注意点
必要量は、飲む水分だけでなく、食品に含まれる水分、体を代謝する水分も含みます。
しかし、必要だからと一気に飲むと体内に排出されてしまい、効果的に水分補給が出来ません。そのためこまめな水分補給が大切なんですね。
4、何を飲んだらいいの?
母乳・ミルクを飲む割合が多い場合は、栄養補給がメインになるため、水や麦茶は必要に応じで取り入れてください。
水・麦茶はどちらでも構いません。
どんな麦茶がいい? ←こちらの記事でまとめています。
また、イオン飲料は、水分補給の観点では不要です。
イオン飲料が不要な理由 ←こちらの記事でまとめています。
5、水分補給のタイミング
神経質になる必要はありません。お子さんの体調や気温で必要か判断してくださいね。
受診をおすすめしたいポイント
おかしい?と思ったら受診をおすすめします。
- いつもと様子がおかしい
- おしっこの量が少ない
- 水分摂取を嫌がる、食欲もない
- ぐったりしている
最後に・・
乳幼児期に気をつけたい水分補給のキホンをまとめました。暑い日や汗をかいた時は出ていく水分も多いです。水分補給だけでなく、外出時間の調整、衣類の調整、冷却グッズの活用も取り入れてみてくださいね。
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