【佐賀市】佐賀玉屋のレストラン街が閉店。43年の歴史に幕を下ろしました。
佐賀市中心部にあるデパート「佐賀玉屋」。昔ながらの百貨店の雰囲気が感じられる建物は、移り行く歴史の中で変わらず地域に寄り添ってきました。
買い物をしたあと、7階のレストラン街で食事をして帰るという方も多かったことと思います。しかし、残念ながら8月27日をもって、レストラン街の営業が終了してしまいました。
ホームページにあがった閉店の情報は8月半ば。発表からあっというまの営業終了となりました。最終日の今日は、16時半オーダーストップでした。
今では珍しい、昔ながらのファミリーレストラン。メニューのサンプルが並んだショーケースも、見るだけでわくわくしたものです。
情報を知ってすぐ、買い物の休憩がてら、こちらに寄ってみました。この日は8月19日。お歳暮の解体セールが開催されていて館全体が賑わっており、レストランの利用者も多く、待ち時間が生じていました。何組か待ちがありましたが、最後の機会と思ったので20分ほど待ち、入口前のレジで事前注文と会計を済ませ、席に着きました。
最後にいただいたのは…シンプルな「抹茶白玉ぜんざい」(430円)でした。クールダウン。冷たくて甘いぜんざいが体に沁みました。ごちそうさまでした。
小さい頃の思い出が蘇る方も多いのでは。今後、7階フロアがどのように変わるのかはわかりませんが、南館2階にある「キッチン29(ふく)」や、本館地下の「キョーワズコーヒーハウス」など、食事や休憩をする場所は残っているのでご安心ください。
(※館内は原則、撮影禁止となっています。今回は取材ということで許可をいただきました。ありがとうございました!商品購入の検討などで撮影される方は、近くの店員さんにお声がけくださいとのことです。)
長年、当たり前のようにあったものがなくなると寂しい気持ちにもなりますが、歴史を重ねながら変化していく百貨店に、地域としても寄り添っていきたいものです。
43年間、ありがとうございました。
現段階では未定ですが、今後、新店舗が決まったときはまたお伝えしたいと思います!