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ネット依存ゲーム依存の心理:叱られてやめられる人、やめられない人

碓井真史社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC
(写真はイメージ)(写真:アフロ)

注意され、叱られてやめられる人は、まだ依存状態ではありません。依存状態になってしまえば、叱って取り上げることは、かえって危険で逆効果のことさえあります。

■叱られてやめられるなら、まだ依存ではない

子供、家族のネット依存、ゲーム依存で困っている人たちが大勢います。「人が変わってしまったようだ」と語るお母さんもいます。こんなことになるなら、ゲーム機など買ってやるのではなかったと後悔している人たちもたくさんいます。

食事の時間も、風呂やトイレの時間も惜しんで、画面を見続けている子達がいます。

世間の人は、叱って取り上げればいいと言いますが、ことはそれほど単純ではありません。

 

■依存とは:なぜ、ゲーム依存やネット依存になりやすいのか

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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