爽快感MAXなサマーシュトレンは北海道産小麦にニセコのジンという組み合わせ まさに北海道尽くし
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tabisurupammaniakata/article/01811013/title-1718932772489.jpeg?exp=10800)
クリスマスの定番 シュトレンとは…
旅するパンマニア 片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは!」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。
![真っ白な砂糖におおわれていて少しづつ頂きます](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tabisurupammaniakata/article/01811013/image-1719033213422.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
北海道・札幌にあるboulangerie coronのサマーシュトレン。
以前も実店舗の紹介をコチラの記事でさせて頂いた同店。今回、ご縁があり無償でご提供いただいたのですが、あまりの美味しさにどうしても皆さんに紹介したくて!本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
シュトレン(Stollen)とは…
たっぷりのバターが入った生地にドライフルーツやナッツなどが練りこまれたパン菓子で、いまでこそクリスマスの定番スイーツですが、発祥は14世紀のドイツにさかのぼります。アドヴェントと呼ばれる、12月25日のクリスマスまでの4週間、イエス・キリストの降誕を待つ期間に食べられていたのだそう。砂糖に包まれた見た目からおくるみに包まれたイエス・キリストをイメージしていると言われているんですよ。
シュトレンは一気に食べるというよりは、少しづつ食べる分だけスライスし何日間かに分けて食べることが一般的。その間に熟成が進み、フルーツの風味が生地に移るので味の変化を堪能できるのです。
さて、そんなクリスマスの定番であるシュトレン、最近ではサマーシュトレンといった言葉が浸透しつつあるくらい、多くのベーカリーでオールシーズン食べることが出来るようになりました。
boulangerie coronのサマーシュトレンを実食
![サマーシュトレン(2,800円)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tabisurupammaniakata/article/01811013/image-1719023996313.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
レモン、パイナップル、マンゴーなどのフルーツを、ニセコ蒸溜所「ohoro GIN(スタンダード)」のジンに漬け込み、バターたっぷりな生地にパッションフルーツピューレも一緒に練りこんで焼き上げたスペシャリテ。ちなみに「ohoro GIN(スタンダード)」は、ニセコアンヌプリの良質な伏流水(軟水)にニセコ町産のヤチヤナギ、二ホンハッカを使っていて、国際的な品評会でも数々の賞を獲得しているのだそう。
![サマーシュトレンは夏季限定商品](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tabisurupammaniakata/article/01811013/image-1719034531107.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
一口目感じたのは、やっぱり爽やかさ。ホロホロっとした口どけ、小さくカットされた果実のプチっと感と爽快感が口内に一気に広がるのですよ。バターもたっぷり入りめちゃくちゃ濃厚なのだけれど爽やかさも兼ね備えていて、まさにジンを飲むときのような喉ごしの良さも。外側はガリガリっとしていて、中はしっとり。開封後は冷蔵庫保存することもあり、冷やしたものを食べたらこれまた美味。夏の暑い時期に食べたい一品。
WEB SHOPでも購入できるので、いつも頑張っている自分へのご褒美にも良いけれど、お世話になっている方へのお中元や贈り物なんかにも良いかもです。