もう食べた?駅構内にも店舗があるブランジェ浅野屋の麻婆豆腐と合わせたカレーパン ピリッとした辛味
意外な組み合わせがクセになる!大人な東京パン旅をナビゲート!
旅するパンマニア 片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは!」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。
今回紹介するエリアは東京都目黒区・自由が丘。
東急東横線・大井町線の自由が丘駅の中央改札、もしくは南口を下車したら徒歩2分くらいのところにあるブランジェ浅野屋自由が丘店。マリクレール通り沿い、TRAINCHI JIYUGAOKA内にあります。
ちなみに、こちらの商業施設は東急大井町線車庫跡地に2006年に開業した商業施設で、実は電車の中からもブランジェ浅野屋が見えたりします。
常時60種類くらいあるというパンはお昼頃が一番品揃えが良いそうで、私がレーズンパンの中で断トツ1位で大好きな「軽井沢レザン」が有名なお店だったりするのですが、今回紹介したいのは、5月1日から新宿中村屋とコラボをしているという『新宿中村屋 麻婆カリーパン』
実はブランジェ浅野屋が新宿中村屋と企画するコラボカレーパンは今年で3年目。これまでも本格的なスパイスのカレーが好評だったらしいのですが、今回はなんと!麻婆豆腐。
新宿中村屋のロングセラー商品であるレトルトの中華ソース「本格四川 辛さ、ほとばしる麻婆豆腐」をベースに麻婆豆腐xカレーという、なんとも斬新なカレーパンが誕生したというわけなのです。
ブランジェ浅野屋様のご協力により、撮影用商品を無償でご提供いただきました。本記事作成にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
今回は特別にカレーパンを揚げる様子も取材させて頂くことができたので、普段は中に入れないパン作りの裏側も私目線でご紹介しますね。
新宿中村屋 麻婆カリーパンを実食
コラボカレーパン用に作ったというレモンペッパー生地、成形もどこから食べても真ん中に向かうようにと丸形に。揚げた後、仕上げに真ん中部分にクローブスを振りかけるのも、味のハイライトが真ん中に来るようにと考えてのこと。ちなみに、パン粉は自社の生パン粉を使っているんですって。
発酵後すぐに揚げると油を吸ったべちゃっとした食感になってしまうので、少しだけ乾燥させてから、また焦げにくくするために低温でじっくり揚げています。ひっくり返すタイミングも秒数単位で決めているようで、こだわりが凄かった。
綺麗なキツネ色に上がったら、仕上げにクローブスをかけて完成。
ざっくり情報を知りたい方はYouTubeshort(約30秒)をチェック
もっちりした生地、まず一口目にくるのはレモンの風味。いきなり麻婆豆腐な味わいがガツンとくるのかなと思ったら、爽やかさが口内に広がり、次にとろ~りしたカレーフィリング。具材の旨味だけでなく、さすが四川ってだけあって辛味がピリッとしていて、これがねクセになるのですよ。真ん中に向けて味のグラデーションがあり、食べていて飽きないの!もちろん麻婆豆腐の味わいも感じるのだけれど、スパイスの異文化交流って感じでこれがめちゃくちゃ合う。爽快感さえあるカレーパンなので、蒸し暑さもある初夏の時期にピッタリ。
今回は自由が丘店に伺いましたが、こちらのカレーパンはブランジェ浅野屋全店舗で取り扱い中。2024年5月1日から販売しているのだけれど、無くなり次第終了なので、見かけたら是非食べてみてくださいね!