パンマニアも溺愛!こんなに北海道がつまったパン食べたことない!boulangerie coron
北海道産にとことんこだわったベーカリー!大人な北海道パン旅をナビゲート!
旅するパンマニア 片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは!」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。
今回紹介するエリアは北海道・札幌。 北海道のパン旅をするときは車がないと厳しいような気がしますが、札幌市内は地下鉄が充実しているのでペーパードライバーの私でも行きやすいエリア。
市営地下鉄東西線のバスセンター前駅、5番出口から徒歩で4分くらいの場所にある「boulangerie coron(ブーランジェリーコロン)」札幌市内に丸井今井札幌店、札幌ステラプレイス店(space米と麦 内)とあるのですが、こちらが本店になります。
最大の特徴は北海道産小麦100%を使用しているということ。小麦以外の材料も極力北海道のものを使用しているのだそうで、低温長時間発酵にすることで小麦が本来持つ美味しさを100%引き出すという製法を用いているんですって!あぁ、だからboulangerie coronのパンは噛めば噛むほど美味しいのだな…。
十勝あんバター、パンオショコラ、道産とうきびのリュスティック、玄米バターロールを実食
人気があるという十勝あんバター。水を使用せず、赤井川村「山中牧場」の牛乳のみで仕込んだミルクブレッドに、十勝小豆粒あんと道産有塩バターをサンドしていて、まずコロンとした丸いフォルムが可愛い。生地はね、もっちりしていて弾力あります。断面にしてみると分かるのだけれど、見た目以上に餡子が入っていてバターの塩味との融合が至福すぎ!
焼き色の濃さと層の美しさが個人的に好みなパン・オ・ショコラ。さくっと軽やかなクロワッサン生地に、フランス産のチョコレートが巻き込まれています。しっとりした生地からあふれ出るバターの旨味と、噛みごたえのあるチョコレートのちょいビターな甘味とのコントラストが良き。
一番人気の道産とうきびのリュスティックは絶対に忘れちゃいけない一品。私、お取り寄せするくらい好きだったりします。細長くひねられたクラストはさっくりしているのだけれど、高加水の生地ということもありクラムは柔らかくもっちもち。とにもかくにも、とうきびの自然な甘味が半端なく美味しいのですよ。コーンパンの概念覆るかも?!
実はこれも人気があるのですよ!と教えてもらった玄米雑穀バターロール。ぶっちゃけ見た目は地味なのだけれど、これね、めちゃくちゃ美味しいです。玄米と雑穀が香ばしいパンドミ生地は噛めば噛むほど香ばしさと奥深い雑味があり、道産バターを包みこんでいるので、食べた時にじゅわっとバターの旨味が広がるんです。その後を上にかかったゲランドの塩が追いかけてきて。甘じょっぱいって最高!ちなみに、これ、温めなおして食べたほうがよりバター感が増して美味しいです。
boulangerie coron(本店)
住所:北海道札幌市中央区北2条東3丁目2-4 prod.23 1F
電話番号:011-221-5566
営業時間:9:00~18:30
定休日:不定休/年末年始