キャンプの時に【お風呂に入れない問題】をどうする?温泉や銭湯を利用せずに体を洗う方法
キャンプの夜、「さあ、これからお風呂に入ろう!」と温泉施設へ行ったら、休館日で入れなかったという経験はありませんか?
こんな時、実にガッカリしますよね。
特に女子キャンパーは化粧落としたい、髪に付いた焚き火臭を落としたいといった悩みもあるでしょう。
しかし、温泉施設を利用しなくても体を洗う方法は他にもあるのです。
この記事では、温泉や銭湯以外で入浴代わりに体を洗う方法を紹介します。
コイン式シャワールーム
低料金で入浴を済ませたいならコインシャワー施設を利用するという方法があります。
実際に私が利用した事のあるコインシャワー施設は以下になります。
・海水浴場併設の施設
・高速道路のパーキング
・道の駅
・キャンプ場
・漁船員、港湾関係者施設
夏場なら海水浴場や川遊び施設に併設されている事が多く、一般的には100円~300円で温水シャワーが利用ができます。
ただ、海水浴場の施設は夕方には終了してしまう事が多いのが難点です。
他にも、最近は高速道路のパーキングやサービスエリアにコイン式シャワールームが併設されている場所が増えています。
私が利用した草津パーキングのコインシャワーは利用料が一回200円で時間は10分間。
しかも、ストップボタンが付いているので途中でシャワーの温水を止める事ができました。
その間はタイマーにカウントされないので時間を気にせずに、ゆっくりと体を洗う事ができました。※2019年草津パーキングの情報
多分、男性の方なら3分もお湯が出れば十分な時間だと思います。
また、温水シャワー施設には色々と種類があります。
温水シャワールームが一室200円で30分間利用できる道の駅があったり、100円の利用料金で時間無制限に温水シャワーを使えるキャンプ場もありました。
他には、100円玉を一枚だけ機械に投入すると連続7分間温水が出続けるコインシャワー施設もありました。
このシャワーにはストップボタンが無いので7分間で全てを終わらせようと思うと、かなり忙しかったです。
まあ、ゆっくり浴びたい人は追加で100円を投入すれば良いだけの話なのですが…
福祉センター
小さな市町村には福祉センターに入浴施設が併設されている所があります。
福祉センターは地元の方の福利厚生のために作られた施設なので、低料金で利用できる入浴施設が多いですね。
安いところだとシャンプー付きで200円~300円で入浴ができたりします。
スマホに「地域名」「福祉センター」「入浴」とワードを入力して検索すると見つける事ができる場合があります。
利用者は年配の方が多いのですが、早い時間なら、のんびりと湯舟に浸かることができます。
ただ、地方自治体が管理をしているので土曜・日曜もしくは月曜日が定休日だったり、営業時間が短い場合があります。
老人福祉センターの浴場になると夕方には終了してしまう場合もありました。
温水プール
お風呂代わりに温水プールを利用するという方法もあります。
ゴミ処理場の排熱を利用した温水プールや温泉水を引き込んだ温水プールもありました。
一般的には利用料金が500円前後の場合が多いです。
温水プールは冬でも営業している事が多く、プールの側にジャグジー風呂やサウナ室があったり、内湯がある場合もあります。
ただ、冬場の温水プールの場合、暖房は効いているのですが水温が高くないので、しっかり泳がないと寒くなるデメリットがあります。
水泳は全身運動なので、旅先でのストレスの発散にもなるでしょう。
もし、プールを利用する際には競泳用の水着とスイミングキャップが必要なのでお忘れなく。
場所によっては、有料で競泳帽や水着をレンタル出来る場合があります。
体育館
私は旅先で市営の体育館にトレーニングルームがあれば良く立ち寄っています。
体育館によっては「トレーニング室」とか「体育室」とか呼ばれたりすることもあります。
実はトレーニングルームにはシャワー室が併設されていることが多く、旅先で運動のついでにシャワーを利用しているのです。
シャワーの利用料金が別料金の場合もありましたが、一般的には100円~300円ほどで利用が可能でした。
特に小さな市町村の市民体育館は、安く利用できる事が多かったです。
バイクや車でのソロキャンプでは自転車旅と比べて体力を使う事が少なく、雨の日が続いたりすると旅先でストレスが溜まる事が多いので、気分転換にもなります。
トレーニングルームのマシーンを使って一時間ほど運動して、温水シャワーを浴びればスッキリとした気分で又、旅を続ける事ができるのでおススメです。
もし、体育館のトレーニングルームを利用する時は裸足での入室ができないので室内用の運動靴が必要になります。
ホームセンターやディスカウントショップへ行けば下の写真のような軽量なシューズが900円前後で売られています。 靴底がEVA素材のシューズなら軽量なので、バイク旅でも邪魔にはならないと思います。
なお、トレーニングルームで運動目的でのシャワールームの利用はマナー違反にはなりませんので、しっかり運動してからシャワーを利用すると良いでしょう。
最後に
他にも「夏なら冷水を浴びる」とか「テントの横にシャワールームを立てる」という方法もあります。
夏場のキャンプは汗をかくので、シャワーくらいは浴びたいですからね。