暮らしのプロが伝授!快適になる夏場のエアコン使用の正解とは!?
暑い時期に必須となるエアコン。気温上昇が続く現代では、「エアコンを使わない」という選択は命取りとなり、エアコンとうまくつきあっていくことが必須となるでしょう。
この記事を読むことで、おうちを快適に過ごすためのエアコン使用の正解を知ることができます。節電にもつながりますよ。
長時間家を開けていたときはエアコンをつける前に「換気」するのが正解
長時間家を空けていると密室だったおうちが、帰宅後にサウナ状態になっていることはありませんか?その常態で即エアコンを稼働させてしまうと、冷房効率も落ちて室内が涼しくなるのにも時間がかかってしまいます。
外気温よりも室内の温度の方が高い場合は、換気をした方がその後のエアコン効率はよくなり、最短で涼しくなるでしょう。エアコンを即つけたい気持ちを抑えて5分程度は窓を開けて換気をしましょう。
扇風機を窓に向けてつけてあげると家の中の熱気をいち早く外に逃がすことができますよ。
風向きは「上向き」が正解
冷房運転の場合、冷たい空気は下に溜まるため風向きは上に向けるのが正解です。
下向きの方が、直に冷たい風が当たって涼しくなるように感じますが、下に向けてしまうと足元だけが冷えてしまい、部屋全体は涼しくなりません。
上から冷たい風を送ることで、涼しい風が上から降り注ぐようになります。そうすることで部屋全体を効果的に冷やせます。扇風機も併用してあげると、うまく空気の循環をつくりやすくより効率的です。
なお、暖房運転の場合は暖かい空気は上に溜まるため、暖房運転の風向きは下にするのが正解です。
設定温度で判断しない!室温は28度が正解
空調管理をするときに、ついエアコンリモコンの設定温度に気を取られがちですが、それよりも気にしてほしいのは「室温」です。室温が28度が最適と言われているので、それに合わせて設定温度を調整していけばよいでしょう。
エアコンの設定温度は28度が推奨されていますが、家の構造や広さによって効き具合も異なります。設定温度は28度でも室内温度が30度を超えていると熱中症リスクも高まりますので、体感やリモコンの設定温度だけでは判断しないよう注意が必要です。
エアコン使用の効率アップで節電効果も期待大!
夏場はエアコンが必須だからと節電することをあきらめがちですが、効率的な使い方を知ることで最小限のパワーで快適に過ごせるようになるため、節電効果も期待できます。準備ゼロでふだんの行動をちょっと意識してみるだけでカンタンにできることですので、ぜひ取り入れてみてください。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
エアコン使用の効率アップについてさらに深く知りたい方は、関連記事『電気料金が高い家で知らずにやっている!「夏場のエアコンに関するNG行動」3選』をご覧ください。
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