「ギョーザ」そのまま焼かないでください「焼き餃子協会」が紹介する「簡単に美味しく」焼くコツがすごい
「家で餃子を焼いて食べることがある」
「その際、特に工夫をすることなく焼くことが多い」
そんな方に、ぜひ知っていただきたい「焼き餃子協会が紹介する焼き方のコツ」をご紹介します。
「簡単に美味しく」焼く方法
市販のチルドタイプ餃子や冷凍餃子を買ったり、あるいは自分で包んで餃子を作る場面があるかと思いますが…
「せっかくなら少しでも美味しく焼きたい」と感じるもの。そこで色々と調べていたところ「一般社団法人 焼き餃子協会」の公式サイト内で「簡単に美味しく美しく餃子を焼く方法」が紹介されていることを知りました。
たくさんのこだわりが詰まっているため、実際に試してみます。
まず見落としがちなポイントとして「確認」が必要なことは…
- フライパンが水平であること
- 熱源がフライパンの真ん中にあること
と記載されているため、横から確認して調整します。
続いて…
油を引いて早速、餃子を焼き始めたくなりますが、その前にやることが…
なんと、「フライパンの底面を満たすくらい」の水を入れて、一度沸騰させることです。
こうすることで、「フライパンをまんべんなく温め」られ、焼きムラなどを抑えられるようです。
沸騰したら、お湯は捨てて…
やっと油を引くかと思いきや、ここでもポイントが。使用する油は、なんと「ごま油」ではなく…
「米油」が推奨されています。
どうやら米油はごま油に比べて「焦げにくい」のだそうです(油は種類によって焦げ始める温度が異なるそうです)。
米油をたっぷりと「フライパンの直径半分ぐらい満たすように」注いだら…
ここでやっと餃子を焼き始めます。火力を「強めの中火」にして、フライパンを軽くゆすって餃子の底面に「油をなじませる」と良いそうです。
そして、お待ちかね…
水を注いで蒸し焼きにするかと思いきや、なんと「水」は注がないとのこと。
それでは一体どうやって焼いていくのかというと…
使用するのはなんと「お湯」だそうです。
理由は「フライパンの温度を下げない」ようにするためで、温度を一定に保つことで美味しく焼けるようです。
お湯の量は底面から2mm(IHの場合は1mm)を目安にすると良いと記載があります。
フタを閉めたら、「4、5分」待ちます。
4、5分経つと、「水より油の方が多くなって、音がパチパチ大きくなって」くるため、それをよく聞いて目安とすると良いそうです。
この時の注意点は、途中で「フタを開けるべからず」ということです。しっかりと茹で蒸すことで、もっちりジューシーに仕上がるようです。
時間が経ったら、フタを開けてフライパン内に残った水分を飛ばしていきます。
この時に、ごま油の香りが好きな方は、「ここで入れてもOK」とのことです(水分を飛ばし切る前に加えます)。
餃子をめくってみて「底面に色」がついていたら火を止めて…
フライパンに皿をかぶせ…
フライパンを手で押さえながら、残った油を捨てて、そのままフライパンごとひっくり返せば…
皮がもっちりと、だけど底はこんがりカリッと、絶妙な焼き加減で焼けた餃子の完成です。
頬張ってみると、とてもジューシーに仕上がっている印象を受けました。
米油の影響か、しっかりと焼いたにも関わらず、焦げ付きがなかったことにも驚きました。
ちなみに…
今回の焼き方は冷凍、チルド、生いずれの餃子でも同様に試すことができるようです。
「マツコの知らない世界」「林先生の初耳学」など各種メディアでも紹介された焼き餃子の第一人者の方が考案された「簡単に美味しく」焼く方法。
油の焦付く温度や、蒸し焼きの際にお湯を加えることなど、知っておけば他の料理をする時にも生かせそうなテクニックが満載で大変勉強になりました。今後の調理にも役立つ美味しい情報がギュッと詰まった今回の方法。
ぜひ同協会の公式サイトも確認しながら試していただければ幸いです。
(今回引用した部分についてはカギ括弧で表記しています(太字は筆者)。引用元は一般社団法人 焼き餃子協会の公式サイト内「小野寺力式 餃子の焼き方」というページです。)
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