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【夏休み前に確認を!】危機管理能力を高める3つのコツ

ピッグママチャイルドコーチングアドバイザー/メンタル心理カウンセラー
Photo:pixabay

もうすぐ全国的に夏休みが始まります。学校が休みになり、開放的な気持ちになる一方で、毎年多くのトラブルや事故があるのも事実です。そのうちの多くは、そういったトラブルを想定できず、事件や事故に巻き込まれてしまうことがほとんどでしょう。夏休みを迎える前に、親子で身近にどんな危険があるかを知り、対策をして夏休みを楽しみましょう。

水難事故から子どもを守ろう

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気温も高く、夏ならではの遊びとして、水遊びを楽しむ機会は多いと思います。しかしながら、毎年多くの水難事故が発生しているのも事実です。水遊びを安全に楽しむための心得を3つご紹介したいと思います。

1. 子どもだけで水場に行かせない

乳幼児の場合、2~3cmの水であっても鼻や口が塞がれて窒息する恐れがあります。ベランダなどで水遊びをする際も、子どもからは決して目を離さないようにしましょう。小学生になってからも、河川などに子どもたちだけで行かせないよう徹底することが大切です。

2. 子どもを見る人を決めておく

大人数で河川などでBBQをする際などは、必ず子どもを見る人を決めておきましょう。人数が増えると、「誰かが見てくれているだろう」と危機管理に対する意識も薄れがちです。保護者一人一人が「自分の子どもは自分で見る」という意識を持つことが大切だと思います。

3. 大人が手本となって対策をする

子どもだけでなく、海や河川などに行く際は、大人もライフジャケットやマリンシューズを着用するなど子どもの手本となりましょう。ライフジャケットもただ着用するだけでなく、実際に流されてしまったことを想定して、仰向けに浮く練習をしてみたりすることが大切です。海上における事故の場合は、海上保安庁の緊急通報用電話番号「118番」に連絡することも確認しておきましょう。

この他にも、管理された海水浴場で泳ぐ、天気予報を事前に確認する、生物には触らないなど、子どもに水場にはどういった危険があるかを具体的に共有できるかが危機管理能力を高めることにつながると思います。

SNSを介した性被害や金銭トラブルから子どもを守ろう

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家族や友人とのコミュニケーションツールとして便利なスマートフォンですが、SNSを介したトラブルなども多く、何歳から持たせるべきか悩む親御さんも多いかと思います。最初に持たせる際に、子どもとルールを決めて書面などに残すことで、『契約』という意識や責任が芽生えるのではないでしょうか。SNSを介したトラブルを避けるべく、SNSを利用する際の注意点を3つまとめてみました。

1. 現実世界での友人とのみつながる

SNSのアカウントを作る際は、必ず非公開アカウントとし、実際に学校や習い事などでの友人とのみつながるようにしましょう。現実世界に友人がおらず、オンライン上の交友が助けとなる場合もありますが、その際は個人情報を開示しない、実際に会わないなどプライバシーの保護を徹底することが大切です。

2. 親の承認なく仕事の契約を結ばない

SNS上でアルバイトなどを募集しており、応募してみたら『闇バイト』だったなんてこともあるでしょう。「未成年は、親の許可なく働けない」という認識があれば、応募を踏みとどまれたり、トラブルから回避できるかもしれません。「金銭に関わる契約なども、親の許可なく結べない」ということをよく話しておきましょう。

3. 基本的にウソだと思っておく

1と2に共通することでもありますが、インターネット上の情報は全て真実とは限らないと思っておくことが大切だと思います。映像や文章、音声などは加工ができ、他人のふりをして関わってくる可能性があるということを認識する必要があるでしょう。「そんな上手い話はない」と疑う習慣があることは、危機管理能力を高めることにもつながります。

さいごに

日本以外の国では、基本的には子どもを1人にさせることは禁止という認識が強いです。現在の日本は、親も子も安心して過ごせる環境かと問われると、「そうではない」と思う親御さんがほとんどではないでしょうか。危機管理能力を高めるコツとして、家族で以下の3つを心がけていきたいところです。

  1. 子どもをなるべく1人にさせない
  2. 身近にどんな危険があるかを知る
  3. 危険に遭遇した際の対処法を考える

チャイルドコーチングアドバイザー/メンタル心理カウンセラー

一児の母として、コーチングや心理学を子育てに応用する方法などを発信。産後うつや育児ノイローゼを経験し、発想の転換や思考の癖などを理解することで克服。実践しやすい「育児や人間関係の問題」に役立つ物事の捉えかたを一緒に考えていきましょう!

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