みかんは揉んだら甘くなるって本当?八百屋が実験してみた
あけましておめでとうございます。八百屋歴10年の青髪のテツです。
正月の過ごし方といえば、こたつにみかんの組み合わせが至高の時間ですよね。ただ、みかんって当たり外れがあって、酸っぱいみかんに当たってしまうとそんな至福の時間も台無しになってしまいますよね。
そんなみかんですが「揉んだら甘くなる」って話がありますよね。迷信だという話もよく聞きますし、実際どうなんだろうと思っていました。
そこで今回は実際にみかんを揉んでみて本当に甘くなるのか実験し、結果を皆さんに報告していきます。
早速みかんを揉んでみた
酸っぱくて家族が「もう食べたくない」と言っているみかんが家にあるので、早速揉んでみます。
少し調べてみると、50回以上揉んで1時間置くと酸味が抜けて甘く感じるようになるという実験があるそう。その実験によれば、糖度計で計測すると揉んだみかんは糖度が増しているそうです。これは期待できそうです。
今回はその方法に沿って、実験していきます。
1.みかんを50回揉み込む
2.1時間放置
3.いざ食べ比べ
実際に食べ比べてみると、たしかに揉んだ方のみかんは酸味が抜けて食べやすくなりました。
ただ、私の感覚では甘くなったという感じではなく、酸味が抜けて食べやすくなったように感じました。要するに「甘くておいしい!」という感じではなく、酸味が抜けて味の輪郭がボケて食べられないことはない状態になったと言った感じ。
みかんは揉んだら甘くなるって本当?まとめ
実験結果からいえることは、最初から味が濃くておいしいみかんは揉まない方が良いです。みかんは酸味と甘味のバランスが大事で、酸味が少なすぎると味がボケておいしくなくなってしまいます。
酸っぱくてどうしようもないみかんに当たったときは、揉んでから食べてみてはいかがでしょうか?