釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです！

釣りは夢中になればなるほどお金のかかる趣味で、釣具屋に寄るとついつい新しい道具を新調しがちですが、ロッドやリールばかりにお金をかけて、糸や針はいつまでも同じものを使っていませんか？

実は「お金をかけるならリールやロッドよりも先に針と糸」という有名な考え方があるんです。

今回はそんなロッドやリールよりも先に、針と糸にお金をかけるべき理由について紹介したいと思います！

魚との位置関係について考えてみる

例えば魚を釣る時、魚から見た「ロッド」「リール」「糸」「針」の位置関係について考えてみます。

この時、魚との初めの接点は「針」になりますよね？

極端な例で考えてみると、魚との初めの接点である針が折れていたりサビていたりしてうまく魚に掛からない状態だと、どれだけロッドやリールが良くても魚を取り逃がしてしまうことになります。

上の道具の中で針の次に魚に近いアイテムは「糸」ですが、糸も同様に傷が入っていたり劣化していると、糸が切れて魚を取り逃がしてしまいます。

釣行の前には「針先がちゃんと尖っているか」「糸に傷や摩耗がないか」と事前にチェックして、定期的に新しいものに取り換えるようにしましょう。

釣行前に行いたい最低限のチェック

釣行前に最低限、行いたいチェックポイントについて紹介します！

針先は尖っているか

初めのチェックポイントは「針先」です！

先述のとおり魚から見て初めの接点で、ここをおろそかにすると泣きを見ることになります。

チェック方法としては自分の爪の先に針を軽く当てて、そのまま横に引いてみて下さい。

針が動かないようであれば針先が十分尖っており、針が容易に動いて爪に跡も残らないようであれば研ぎ直すか交換したほうが良いです。

また釣行中でもボトムを探る釣りや、根がかりをしたと気には針先が甘くなることがあるので、1日の中でも何度か見直しましょう。

リーダー＆ライン

リーダーとラインも釣行前に必ず見返して欲しいポイントです。

リーダーについてはなるべく釣行毎に新しいものに取り換えるようにしています。

使いまわす場合も、岩などでスレで傷が入っていないか確認するようにしましょう。

ラインについてもリーダーから2ｍ程度を集中的に見直し、ラインが毛羽立っていないか確認しましょう。

毛羽立っていた場合、毛羽立っている部分をまるごとカットしてラインの状態が良い部分からリーダーと結束するようにしましょう。

リール

リールも釣行までに必ず見直したいアイテムで、リールが不調をきたすとその日の釣りが一気に厳しいものになります。

最低限、ハンドルはスムーズに回転するか、ドラグはしっかり機能するかチェックするようにしましょう。

今回はリールやロッドより先に、針や糸にお金をかけるべき理由について紹介しました！

釣り人の間で「魚に近いところからお金をかけるべき」という有名な言葉があるくらいなので、意識的に糸や針のメンテナンスに気を付けるようにしてみて下さい。

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