台湾旅行で絶対食べたい!野菜たっぷりヘルシーな「潤餅(ルンビン)」
先日4年2か月ぶりに台湾へ出かけてきました。久しぶりの台湾は、変わってないようで微妙に変化が…。特に円安の影響で「高っ!」と驚くことが多かったです。それでも、行くと楽しい台湾。最新の台湾情報をお届けします。
ほんのり甘い台湾式春巻「潤餅」
台湾の唐揚げ「鶏排(ジーパイ)」や豆乳を使った「鹹豆漿(シェントウジャン)」など、以前は台湾に行かないと食べられなかったご当地グルメが、最近では日本でも手軽に食べられるようになってきました。でも、やはり台湾でしか食べらないメニューもあるのです。
そのひとつが潤餅。小麦粉を水で溶かして焼いた薄い皮に、たっぷりの野菜を包んだ台湾式の春巻です。
味が濃くて、油っぽい鶏排や胡椒餅を食べた後、潤餅を食べると、そのヘルシーさにカロリーが0になった気分になります。(なりませんが)
薄い皮の上に、茹でたキャベツ、もやし、チャーシュー、豆干、パクチー、そしてピーナッツ粉を乗せ、包んだら完成です。
シャキシャキ野菜の食感と、ほんのり甘いピーナッツ粉がたまりません。一度食べると、女性なら絶対はまる味。
台湾では朝食として食べる人も多いようです。
台湾でも場所によって若干違いがあるようです。台北でおいしい潤餅が食べられるお店を紹介しましょう。
迪化街永樂市場にある「林良號」
台湾観光で出かける人も多い迪化街(てきかがい、ディーホアジエ)。歴史のある問屋街で、乾物から漢方、布類など、様々なものが集まっています。以前、漢方を処方してもらったこともあります。
そんな中にある永樂布業商場(ヨンラーブーイエシャンチャン)。野菜や果物から魚まで、いろんなお店が並んでいます。MRT北門駅からは徒歩8分。
中央にはフードコートのようなスペースも。寿司が大人気でした。
そして、ひときわ長い行列ができていたのが「林良號」。潤餅の大人気店、80年以上の歴史があるお店です。
こちらの潤餅は錦糸卵が入っているのが特徴。
行列にはなっていますが、皮が焼きあがると手際よく作っていくので、待ち時間はそんなに長くなかったです。
味は4種類。咖哩、海苔、辣味、芥末。カレー、のり、スパイシー、わさび。
その場ではわからなかったので、特に指定しないでいたら、カレーがきました。
1個55元。約250円くらい。昨年まで50元だったのが、55元に値上がりしたそうです。
結構大きくて、ボリュームがあります!
中には野菜がたっぷり!あっさりしてて、いくらでも食べられそうです。
ちなみに、これを座って食べるためにお茶を買ったのですが、このお茶もおいしかった!水出しの紅茶で1杯40元。
雙連朝市の屋台で食べる潤餅
もう1ヶ所、台北でおいしい潤餅が食べられる場所を紹介しましょう。
MRT雙連駅の2番出口を出てすぐの場所で、7時から14時半の間、毎日開催されている雙連朝市です。
細い路地にある「建國肉羹潤餅」は大行列のお店。
ここで初めて潤餅を食べたのですが、空腹なのもあったのかもしれませんが、本当においしくて感動しました。なにぶんにも5年前のことなので、いくらで買ったのか覚えてないのですが、日本円で100円くらいだった気がします。今は35元なので150円くらい。
潤餅は、台湾に出かけたら、ぜひ味わってもらいたい台湾グルメです。