ソトが2打席続けてホームランを打ち、ジャッジ+ソト=60本塁打。2人合わせて100本なら史上6組目
7月22日、ホアン・ソト(ニューヨーク・ヤンキース)は、7回裏と8回裏に、2打席続けてホームランを打った。シーズン24本目と25本目だ。
この日を終え、ソトの25本塁打は、ア・リーグ4位に位置する。35本塁打のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、28本塁打のガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)、27本塁打のアンソニー・サンタンダー(オリオールズ)に次ぐ。
また、ジャッジとソトは、2人合わせて60本塁打(35本&25本)。こちらは、チームメイト2人による合計本塁打のトップだ。オリオールズのヘンダーソンとサンタンダーに、5本差をつけている。ナ・リーグでは、ロサンゼルス・ドジャースの2人、大谷翔平とテオスカー・ヘルナンデスの計51本塁打(30本&21本)が最も多い。
ヤンキースは、7月22日がシーズン102試合目だった。ジャッジの102試合で35本塁打とソトの25本塁打を162試合に換算すると、それぞれ、55~56本塁打と39~40本塁打。合計は、95本前後となる。
ただ、新記録とまではいかないだろう。過去には、2人合わせて100本塁打以上のチームメイトも、5組を数える。最多は、1961年のヤンキースの2人、ロジャー・マリスとミッキー・マントルだ。彼らは61本塁打と54本塁打、計115本塁打を記録した。どちらも50本塁打以上のペアは、他にはいない。
昨シーズンは、アトランタ・ブレーブスの2人、マット・オルソンとロナルド・アクーニャJr.が計95本塁打(54本&41本)を記録した。2年前は、ジャッジとアンソニー・リゾーが、2人合わせて94本のホームラン(62本&32本)を打った。
なお、上のリストは、チームでホームランが最多の選手と2番目に多かった選手の合計本数(90本以上)だ。昨シーズンのブレーブスの場合、オルソンとアクーニャJr.ではなく、オルソンとマーセル・オズーナの合計でも、90本塁打を超える。オズーナは40本塁打なので、オルソンと2人で計94本塁打だ。こういった組み合わせのペアは、他にも存在する。