京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。本日10月24日は「マーガリンの日」です。1869年にナポレオン3世がフランスで不足していたバターの代替品を募集したところ、化学者のイポリット・メージュ＝ムーリエ博士がマーガリンを考案したということにちなんで、博士の誕生日を記念日として制定しました。さて、今回は高級のり弁当のお店です。

京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩5分、河原町三条にあるお弁当屋さん『海苔弁いちのや』。

店内はカウンターのみとシンプルな造りですが、木の温もりが感じられる質感が随所に施されており、上品で落ち着いた高級感が漂います。

第一回日本ロケ弁大賞で金賞を受賞されたそうです。ロケ弁って結構いいお弁当を食べてらっしゃるんですね。

名物の海苔弁以外にも、豚の角煮やしじみ汁も提供されていました。

「名物海苔弁」1,200円（税込）
お弁当の中でも海苔弁は最も庶民的なお弁当ですが、この海苔弁は普段食べる海苔弁の3倍近い値段がします。

ずっしりと重量感のあるお弁当を開けてみると、具沢山でお米や海苔が見えないほど具材がぎゅうぎゅうに詰まっていました。ちくわの天ぷら、魚のフライなど海苔弁には定番の具材の他、きんぴらごぼうや野沢菜の漬物、とりもも肉の唐揚げまで、実にバリエーション豊かです。

お弁当なので、揚げ物の衣はしっとりとしていましたが、肉厚なフライは油っこくなく、とてもおいしくいただけました。海苔も風味豊かでご飯との相性もよく、その下から半熟玉子が出てきたのには驚きました。

食べてみるまでは海苔弁に1,200円は高すぎると思っていましたが、食べてみるとそのボリュームとおいしさから適正な価格に感じました。それでもしょっちゅう食べられるものではありませんが、気になる方はチェックしてくださいね。

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