【北海道旭川市】上川町産のそば粉を使った黒い外一蕎麦「手打蕎麦処 蕎麦切 左膳」の京にしんそば
7月から個人的にテーマとしていた”初めて利用するお店”と”しばらくぶりのお店”。
この日は、何年も前から来よう来ようと思っていながら、来ていなかった人気のおそば屋さんです。
そのお店は、神楽岡2条5丁目にある『手打蕎麦処 蕎麦切 左膳』。
知り合いの歯医者さんから、美味しいからと勧められていたのですが、いつも駐車場がいっぱいでお店に入ることができませんでした。
この日は開店時間の3分前に到着。車の中で待っていると、暖簾をかけに出てきたお店の方に「どうぞ~」と気持ちよく声をかけていただきました。
店内はカウンターに4席と4人掛けのテーブル席が2つ、小上がりに4人掛けの卓が2つ。この日は平日ということもあり、お客は筆者ひとりだけ。
土日には、昼過ぎにそばが売り切れることもあるそうですが、平日に来て正解でした。
初めてのおそば屋さんでは「もりそば」を頂くことが多いのですが、寒くなってくるとやっぱり食べたくなるのは温かいおそば。
お品書きを見ると、大好きなにしんそばがあったので迷わず注文しました。
でてきた「京にしんそば」は、つゆにししとうや花麩、なるとが浮かべられていて、美しい見た目です。
かぼちゃとごぼう、ナスの天ぷらとお漬物が添えられていました。
肝心のにしんがつゆの中に沈んで見えなかったので、レンゲを使ってサルベージ。
こちらのにしんは、京都から取り寄せた甘露煮です。
毎朝手打ちしているそばは、上川町産のそば粉を使った「外一蕎麦」。
「外一蕎麦」とは、そば粉を10割、小麦粉を1割使って打ったそばのことです。
石臼挽きの挽きぐるみの黒いおそばは、しっかりした風味が味わえます。
にしんの甘露煮の甘さ染み出した、だしの効いたつゆはほんのり甘めの上品な味。
さすが土日には売り切れるという人気のおそば屋さん。美味しいおそばでした。
最後はそば湯で締めましょう。
こちらのそば湯は、ゆで汁ではなくそば粉を溶いて作っているので、そばの風味が濃厚です。こちらにそばのつゆを少し加えて頂きました。
【店舗情報】
店舗名:手打蕎麦処 蕎麦切 左膳
所在地:北海道旭川市神楽岡2条5丁目1-5
電話番号:050-5493-2378
営業時間:11:00~15:00
定休日:第1月曜日・火曜日、第3月曜日・火曜日