【札幌市中央区】和洋折衷喫茶「ナガヤマレスト」の絶品プリンアラモードの「和」の隠し味が個性的!
今、創成イーストが断然熱い。
現在、コロナ以降を見据えて、札幌市では市役所や北海道庁のアシストの下、複数の街ガイドの企画が計画されており、そのいずれもが「創成イースト」地域を重点地域ととらえています。開拓使から始まる重厚な歴史と二条市場などの情緒が、今改めて注目されているのです。
特にその北側、北三条通り沿いは南側とはまた別の趣で、北海道庁を眺めながら時計台を横目に見て、旧サッポロビール第一工場(現サッポロファクトリー)、岩佐ビル、そして今回の記事に関係している「旧永山武四郎邸&旧三菱鉱業寮」、と北海道の和洋折衷の歴史的建造物が建ち並んだ濃縮された場所として注目を浴びています。
その一階にあるカフェ、和洋折衷喫茶「ナガヤマレスト」もまた、このエリアの歴史を見事に反映した、とても素敵なレトロカフェです。
和洋折衷喫茶「ナガヤマレスト」
店内は、明治から大正ロマン、そして昭和レトロの時代を思わせる色使いのデザインが施されています。本物の歴史的建造物を使っていますから、窓から見える風景も、何やら重みが違いますね。
今日は個性的なメニューの中から、おすすめのデザートを3つご紹介します!
プリンアラモード
まずは「プリンアラモード」(1,080円 税込)。フランスから来たメニューのようですが、実は日本人の作ったメニューなのです。アメリカのデザートをベースにして、プリンにフルーツやアイスクリームを付け加えて豪華にしたものです。まさに和洋折衷スタイルのカフェにふさわしいメニュー!
ここのプリンアラモードはとても豪華。フルーツをふんだんに使って、見た目も華やか、味も多彩、でもしつこくありません。
その秘訣はアイスクリームにあります。
通常のバニラアイスなどではなく、ほうじ茶アイスを採用しているからなのです。そのさっぱりして香りたつ冷たさが、盛りだくさんのフルーツと相性が良いのです。
そしてプリンはというと、しっかり固めでカラメルのほろ苦さもきちんと効いた、食べ応えのある大人の味でした。
ソーダ+ソフトクリームフロート
次におすすめしたいのが、5種類のソーダ(巨峰、ブルー、メロン、夏みかん、ストロベリー / 各390円 税込)にプラス220円(税込)で「ソフトクリームフロート」をトッピングしたものです。
甘酸っぱいストロベリーソーダやしっとりとした巨峰ソーダが、抜群に美味しいソフトクリームとマッチ。
このソフトクリーム、半端じゃない美味しさです!
食べた瞬間に、まるでカシューナッツにも似た濃厚なコクと、シルクのような滑らかさを感じます。これは、十勝の新得にある「北広牧場」で「ノンホモ・低温殺菌」牛乳を80%以上使って作った極上品質のアイスクリームを使用しているからなのです。
ノンホモ牛乳は、名前の通りホモジナイズ(均質化)処理を行っていない牛乳のこと。牛乳の状態が搾りたてに近く、自然の状態に近い風味が楽しめます。
また低温殺菌によって善玉菌などを残す事ができ、甘味とコクを残すことができるのです。
濃厚なので食べている最中にソーダに溶けて魅力を失うこともなく、最後までリッチな味わいを楽しむことができます。
季節限定「桃パフェ」もすごい
そして季節限定「桃パフェ」(1,780円 税込)。夏の一時期、桃が本当に美味しくなる時期にだけ提供されるそうです。8月のいずれかのタイミングで終売するとのこと。
完璧なテクニックで重厚に巻き上げられた「北広牧場」のソフトクリームの質感と、桃のコントラストをご覧ください!
器から華麗に盛り上がる、まるでタワーのようなアイスクリーム。それを支えているのが、まるでバラの花びらのように華麗な桃!アイスクリームの下にも小さくカットした桃が、ぎっしりと敷き詰められています。
小細工のない、ひたすらアイスクリームとモモのハーモニーを楽しむ一品。夏の味覚の直球勝負です。
秋に入ってメニューが変わる前に、北海道の歴史散歩とともに、「ナガヤマレスト」に立ち寄って涼をとるのも良いのではないでしょうか!
和洋折衷喫茶「ナガヤマレスト」
住所:北海道札幌市中央区北2条東6-2
営業時間:11:00〜20:00
定休日:第2水曜日
この他、年末年始にもお休み期間があります
電話番号:011-215-1559
交通手段:札幌市営地下鉄東西線 バスセンター前駅 徒歩8分
札幌市営地下鉄東豊線 さっぽろ駅 徒歩12分
公式サイトは、こちら。
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