【長崎市】長崎初で長崎唯一の日本似顔絵検定協会似顔絵師の店舗がオープン
長崎の色んなマルシェやイベントなど各地で活躍している『似顔絵art-TANO-』さん。長崎初の日本似顔絵検定協会公認の似顔絵師です。
この度、店舗を構えたと聞いて取材に行って来ました。
『TANO』しいことが大好きな似顔絵師
キャンプが大好きで、車もキャンプ用に改造し、しかも好きすぎてキャンプインストラクターの資格や防災士の資格も取得しており、まさに『TANO』しい(楽しい)ことが大好きな方です。
そんなTANOさんの店舗の中は遊び心満載でした。
地面に描かれてるアートは同じ店舗内に、アクセサリーショップを運営されているルナステラの里見さんが描いています。
似顔絵は好きで始めたのではなく『手段』として始めた
似顔絵artを始めたのは、ガソリンスタンドで働いていた時にさかのぼります。
お客様に配るチラシの隅っこに所長の似顔絵キャラを描いたのがきっかけでした。所長の似顔絵を描いたことによって『キャラクター』となり、その基になった人へお客様が話しかけやすくなる。
それに気づいたTANOさんは、スタンドにいた従業員たちの似顔絵を作成しました。
すると従業員たちもお客様とのコミュニケーションが取りやすくなったそうです。
似顔絵がお客様とのコミュニケーションの手段になることを知り、アートの道を選びました。
私も以前、TANOさんに似顔絵を描いてもらい、プライベートSNSアカウントに使用しています。とても好評で初対面の方からも「似顔絵を見て気になっていました。」とよく言われ、そこから話が弾みます。
TANOさんが描く似顔絵は、プランによっていろんなものに多用することができます。
先ほどのSNSのアイコンはもちろん、色紙に描いてもらい飾ることも出来れば、シールにすることも出来ますし、名刺に使われている方もいます。
似顔絵で楽しくなる
TANOさんへの似顔絵の依頼は、デジタルと手描きとほぼ半々くらい来るそうです。
デジタルデータが欲しいと言う依頼で多い取引先は企業や個人事業主、SNSのアイコンや名刺に使いたい方。
母の日のギフトや還暦のお祝い、退職祝いなどプレゼント用には手描きでの依頼が多いといいます。
また、大人の方からは昔気に入ってた車やバイクに今の自分を乗せて描いてほしいとのリクエストも少なくないと言います。もう一度乗りたいと言う夢を似顔絵付きで絵の中で叶えるとはまた素敵な発想だなと思いました。
TANOさんの似顔絵はここに留まらず、町おこしの一環としても活用されています。
商店街の各お店の店主たちの似顔絵を制作して店前にパネルにして飾ったりと、活動の場所はますます広がりをみせています。
100%の『笑顔』を渡したい
TANOさんの似顔絵制作は対面では行いません。
依頼が来たら、描いてほしい方の写真を提供してもらい、それを基に似顔絵を制作します。
そこには彼の強いこだわりがあります。
似顔絵は永く残るものです。永く残るものだからこそ100%の技術で描きたいというTANOさんの強い思いがあります。
なので、まずはお客様が一番良いと思う写真を提供してもらい、後日渡しの承諾を頂き、集中して似顔絵を描くようにしています。
そしてもう一つのこだわりはTANOさんが自ら出来上がった似顔絵を配達してくれることです。
最後までお客様とコミュニケーションをとりたいというのがTANOさんのこだわりです。
まとめ
TANOさんの似顔絵は出来るだけナチュラルに。
でもその人らしさが出る様に心がけて描かれています。
似顔絵はコミュニケーションの敷居を下げてくれる一つの手段だとも話されていました。
似顔絵だけでなく、子どもたち向けのお絵描き教室などもされています。
TANOさんの作品をゆっくり見ることが出来る店舗へ、ぜひ行かれてみてください。
似顔絵art -TANO-
住所 長崎市長浦町2683-3
長浦バス停 目の前
駐車場 あり
休館日 不定期 (メールにてお問い合わせください)
営業時間 不定期 (メールにてお問い合わせください)
メール nigaoe.art.tano@gmail.com
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