【札幌市北区】11月末迄!えぇ~もうここで食べられないんだと思うと悲しいです。最後にもう一回食べに。
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いろはです。この度も記事をお読みいただきありがとうございます。
現在、この記事を書くことになり、友人との思い出深いお店なので閉店と知り悲しい気持ちと、記事を書かせてもらえることの感謝の気持ちでいっぱいです。
今回は、日本の離島の食材を扱ったお料理が味わえ、その島の食材や特産品が購入出来る離島キッチンの魅力をご紹介します。
離島キッチン 札幌店
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2022年11月30日をもって札幌店は完全閉店します。
是非、離島の郷土料理を味わえるチャンスなので、訪れてみてください。
今回、ランチタイムに予約をして訪れました。
![写真右側が店舗の入口となりますが、同時に入口前が駐車場(2台分)となります。狭いので、駐車テクニックが必要となります。注意してください。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iroha/article/00344348/internal_1668691692277.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
歴史を刻む札幌軟石の建物は、立派ですね。
札幌軟石を使用した大正からたたずむ建物です。内装は、利尻島の古材を使い、高い天井に木組みが仕掛けられ見ることが出来ます。
ここは、大きな空間の中でゆっくりと時間が流れ、離島の料理を味わえます。
入店すると、すぐの空間は、離島の特産品や食材、お菓子などを販売しています。販売だけでなく、離島の観光パンフレットもあるので、気になる離島があれば無料で入手できます。
![物販を見たくてほしいけど、食事の後にゆっくりと見ることにして・・・](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iroha/article/00344348/internal_1668692655891.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
スタッフの方に案内され、奥へ進みます。
4人掛けのテーブルが6卓、目の前のキッチンの手前がカウンターです。いろはは、カウンターへ案内され、着座しました。
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メニュー表は、全国各地の離島のおいしいものばかり。
写真とともに、食材の詳しい説明が記載されているので、じっくり読んで、今日の食べたい気分で選びました。
人気ランチメニュー表です↓
この日は、天然カンパチの漬け丼定食が売切れていました。残念。これを注文したかったです。
![この丼物は小針2種、汁物、島の人気のお菓子が付きます。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iroha/article/00344348/internal_1668693538018.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
寒シマメ漬け定食は卵黄付きですが、他の丼は卵黄を追加出来ます(80円追加料金)。
でも、これだけではなく、更にグレードが高く、品数の多いメニューもあります。
![大満足 島めぐり御膳(限定10食)2200円、かなり品数が多いですね。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iroha/article/00344348/internal_1668693838725.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
島めぐり御膳:キビナゴのお刺身、トビウオの塩干し(焼き物)、小アジの開き(焼き物)・・・と普段食べられない珍しいものばかりです。
島のフライ定食(1520円):ムロアジのメンチカツ、カキフライ、カツオのハラガーの竜田揚げ・・・食べてみたくなってきた・・・。
倉橋島 カキフライ定食(1200円):カキのおいしい季節ですね。カキフライおいしそうです。
![どの品もすべて島で取れたものです。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iroha/article/00344348/internal_1668693851066.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
定食のメインメニューやサイドメニューが、一品料理として追加できるようです。
例えば、キビナゴのお刺身、ムロアジのメンチカツ、カキフライ、薬膳島ラー油の油淋鶏(定食にあったもの)等
定食を頂いてから、考えることにしました。
最終的に、
寒シマメ漬け丼定食(卵黄付き)を注文。1350円
![ご飯と味噌汁とお茶は、おかわり自由です。嬉しいサービスですね。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iroha/article/00344348/internal_1668695481492.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
おいしそう!
テーブルにセットされると、スタッフの方が丁寧に一品ずつ、産地と食材名と食べ方を説明してくれました。
メニュー内容
島根県 海士町(あまちょう)<隠岐諸島>こちらは、人口2300人ほど(海士町サイトより)の島の特産品の寒シマメ
「寒シマメ」とは、島でおいしい旬の寒い時期にとれた「スルメイカ」のことです。そんなスルメイカを特製の肝醤油にじっくりと漬け込んだ、柔らかく甘みのある島の絶品漁師めしです。卵黄とイカを絡めて豪快にお召し上がり下さい。(メニュー表より引用)
そんな説明を読むと、いよいよ頂くことに期待値があがりますね。
頂きます!
イカがつやつやして、しかもぷりぷりと歯応えあります。肝醤油は、初めてですが、イカに染みた肝醤油は渋い旨さとイカを咀嚼するほど甘みを感じます。これは、ご飯すすみますよ。
![ご飯もおいしい。米は、北海道産のななつぼし。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iroha/article/00344348/internal_1668695905436.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
この後、お茶漬けにしてでも食べたい感じです。
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卵黄、最高です。卵黄が入るとまろやかに、旨さ倍増です。
![寒ふのり(焼尻島)の味噌汁。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iroha/article/00344348/internal_1668699212829.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
具は他にネギとお豆腐。ここへ、小鉢のとろろ昆布(利尻産)を投入します。更に、うま味アップ!
![手前は、卵胞です。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iroha/article/00344348/internal_1668699305571.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
左上:屋久島(鹿児島県)の鯖スモークのポテトサラダ→刻んだ鯖がポテトサラダにいい塩味を加えて、おいしくてたまりません。もっと食べたいな。
右:甑島(こしきじま)<鹿児島県薩摩川内市>のきびなごの南蛮漬け→いい箸休めです。さっぱりとして頂けます。きびなごは、柔らかく食べやすいです。
もう少し食べられそう・・・かな。今食べなかったら、後悔するかもという一心で追加です。
ムロアジのメンチカツ(八丈島)300円
小さめサイズだから、これなら食べられそう。
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ソースを掛けて、一口目を頂くと、サクッ!
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正解。刻んだ野菜とムロアジがメンチになっているけど、まるでお肉のような弾力と歯応えがあり、おいしいです。こちらは、八丈島のお母さん達が仕込み、手作りの一品です。給食にも出る郷土料理です。こんなにおいしいものが給食で出るなんて、うらやましいです。ソースを掛けなかったところもおいしかったです。
デザートに、マンゴーソルベ(沖縄県宮古島)380円
左下:久米島(くめじま)<沖縄県>のちんすこうと岩城島(いわぎじま)<愛媛県>の芋菓子
右側:マンゴーソルベ
![お茶は、隠岐の島<島根県隠岐郡海士町>のふくぎ<くろもじ>茶。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iroha/article/00344348/internal_1668699334541.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ちんすこうは、さくっほろっとしてほんのり塩みが効いていて、芋菓子は、砂糖が甘く掛かりぽりぽりと芋を味わえました。ここで、最後にマンゴーソルベでマンゴーの果肉感と甘みを感じながら、さっぱりと〆ました。
全てが、大満足でおいしかったです。ごちそうさまでした。
最後に、
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”ふくぎ茶”のお茶パックと日間賀島(愛知県)の”島のり”等を購入しました。ふくぎ茶は以前友人からいただいて、とてもおいしかったので、同じ物が購入出来て嬉しいです。愛知県の知多半島では、のりの養殖が盛んです。日間賀島ののりはとてもおいしくて、おすすめですよ。
![日間賀島の島のり](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iroha/article/00344348/internal_1668700780968.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
人気の第3位です。
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オリーブラーメン、そら豆茶、百花生はちみつ、五島茶、鯖節めんつゆ 屋久の露、あごだしスープなど、こちらの棚には、割引されている品がありました。
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隠岐の島特産 あごだし みそだしの素
![鹿児島県、米すりみそ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iroha/article/00344348/internal_1668701011640.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
特産品はまだまだありましたよ。ただ、閉店にともない物販の在庫があるだけの販売になり、それに伴い、お食事も材料の在庫がなくなり次第、そのメニューが終了になるそうです。
お食事も特産品も気になる方は、早めに訪れてみてはいかがでしょうか。
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2022年11月30日の営業時間
最終日のみ、20時30分まで(20時L.O)となります。
【取材後記】
今回は、閉店ということで取材させていただきました。本当に、素敵なお店なのでとても残念です。おいしいお食事をありがとうございました。
ここで頂いたお食事を、離島に上陸した際は思い出すと思います。また、食べた事で、訪れるキッカケになると思います。素敵なキッカケを作って下さりありがとうございました。
そして、スタッフの方、関係者の方、この度は取材のご快諾とご協力をありがとうございました。最後の日まで頑張ってください。
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<お知らせ>今後、離島キッチンとしてこのような形態で営業している店舗は、東京/日本橋店のみとなります。
【店舗情報】
離島キッチン 札幌店
住所 /札幌市北区北11条西1丁目1-25
電話番号 /011-374-7233
営業時間 ↓
ランチ /11:30〜14:30 L.O. 14:00
ディナー /17:00〜21:30 L.O. 21:00
物販 /11:30〜21:00
定休日 /今月の月曜日は定休日となります。ご注意ください。
喫煙について /店内に別室にて喫煙室があります。
駐車場 /店前に2台駐車可能。
駐車券サービスの駐車場 /あり。店舗に隣接しているパーキングの駐車券サービスあります。ご利用金額によりサービス券があります。
例:ランチの場合/2000円以上ご利用で30分無料サービス券あり。4000円以上もあり。
ディナーの場合:4000円以上のご利用で2時間無料サービス券あり(16時~20時の間の出庫の場合)
※その他サービス券についての詳細は、店舗へお問い合わせ下さい。
HP /こちらです。
Instagram /こちらです。最新情報は、Instagramにてご確認いただけます。
※こちらの情報は、2022年11月の取材時のものです。
※最新の店舗情報は、Instagramまたは店舗へご確認のほどご来店ください。
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