うつ状態から気持ちを切り替えられた魔法の言葉
こんにちは!保育士ごんちゃんです。
「無理しない育児」をモットーに、保育士として地域の子育て支援事業に従事しながら、オンラインでも育児に関する情報発信をしています。
そして私も現役の子育て世代で、3人姉弟の育児に日々奮闘しています。
私は人生で2回うつ病の通院・投薬治療をした経験があるのですが、子育てが始まってからは「無理しないこと」をモットーにして、心身ともに穏やかに過ごせていました。
しかし6月ぐらいから落ち込み、うつ状態っぽい感じになってしまいました。
そこから切り替えていくために、自分の中で思うようにしてよかったと思う、発するようにした言葉がありましたので、今回はそれを紹介します。
ダメでもともと!改善主義でいこう
私は元々、幼いころから完璧主義を自覚しており、20代の後半ぐらいまで抜けませんでした。でも20代の後半、私が2回目のうつ病を経験したときに、「もしかしたら私は、うつ病になりやすいのかもしれない」と思いました。
そして、そのうつ病になりやすい人は、完璧主義の人、頑張りすぎてしまう人も多いという話をよく聞きました。そのため、できるだけ完璧主義を手放す練習をずっと積み重ねてきました。
完璧主義やめると言っても、やはりずっと自分に染みついてる考え方であり、それが当たり前で生きてきた人生。
そのため、完璧主義をやめようと決めても、その日から「はい、じゃあ完璧主義やめます。」とやめられたわけではありませんでした。
しかし育児に関しても「無理しないをモットー」に掲げたり、やはり意識してきたことで、だんだん変わってきたところはあったなと思いました。
しかし落ち込んだ時は、「やっぱり私ってできないな」「ダメなのかな」と出来ないことを探す完璧主義の思考に陥りがちになり、どんどん負のスパイラルに陥っていくようでした。うつ状態の時も同様になります。そのため今回、どうやっても「気分が上がらないな」、普通にしてるのに「泣けてしまう」みたいなことがあったので、心療内科に行きました。
先生とも話をしながら普通に生活をしていく中で、私がふと意識的に考えるようになることがありました。
それは、自分で行動して失敗した時も「ダメで元々だし、いっか」と思うことです。
そうすると自然と元気が出てきて「行動しなかった時よりマシか」「別にダメで元々だし、1個でもできてたらいっか」と思うようになりました。
つまり完璧主義をやめる上でも大事にしてきた「減点方式」よりも、「加点方式」で考えていくようになったということですね。
しかし、理想が高すぎる場合や完璧を追い求めすぎてしまうと、0か100で考えがちでもあります。
もともと「100点以外はダメ」となりがちな完璧主義ではあったのですが、「ダメでもともと」という考えでいくと1点でも2点でも積み上がれば良いという気持ちになりました。
最初から、このように考えようと思っていたわけではないですが「1回もダメで元々だよね」とだんだん思うようになってきました。
この思考で自分を許せるようになると、他の人を許せるようにもなりました。
例えば夫が自分に対して、理想的な対応をしなかった時も「ダメで元々」と良い意味で受けとめることによって人を責めない効果があったようにも感じます。
私が最近手に入れた自分の中で気持ちを切り替えたり、落ち込んでる状態から立ち直ったりできる「ダメで元々」という言葉が、自分が元気でいられるために大切だと感じた魔法の言葉です。
新しいチャレンジに不安はつきもの
私は最近、仕事でも新しいことに挑戦しています。今まで在宅ワークでやってきた個人事業では、イラストを書いたり、育児のオンライン個別面談をしたりと、個人のできる範囲内で仕事をしてきました。
しかし最近、同じ志を持った人たちがいるのであれば、それぞれに頑張るだけでなく仲間を作って力を合わせて、それぞれの得意分野を活かしあいたいと思うようになりました。
できないことも相談して補い合えるような仲間を作り、在宅ワークの輪を広げていきたいと思っています。
私のインスタのママアカウントの「しゃーごん」のアカウントでは、ここ最近在宅ワークの話題を取り上げてきました。
そこでもママさんたちと話してて思いましたが、やはりお子さんが小さい場合は特に、育児中のママが在宅で働けると自由度が高くなるということです。
今の自分が産後に働き方を変えてきた経緯を考えても、もし自分が組織を作って仲間を広げていくとしたら、フルリモートで勤務してもらえるような環境にしたいなと思っています。
そうすることによって、在宅ワークに1歩踏み出す人や一緒にできる人が増えたらいいなと思うようにもなりました。
私がこれから挑戦していきたいことが、仲間と一緒に教育事業を広げていくことなので、それを目指して在宅ワークに取り組んでいきたいと思っています。
ただ、新しいことを始める時は、やはりみなさんと同様、不安がつきもので最初から自信満々ということはありません。
しかし、やってみたいことやアイデア、理想や目標はありますし、叶えていきたい!と思うので、1歩踏み出して進み続けることが大事だと思っています。
やはり完璧主義だと、1歩進んで何かあった時につまずいてしまいますよね。
「やっぱりダメだ」「やっぱり私にはできないわ」と諦めてしまいがちになりますが、それも「ダメで元々」と考えて、1個経験値を得たからOKと前に進んでいけたらいいのかなと思います。
完璧主義から改善主義へ
完璧主義を手放した先にあるものとして、私が理想だと思っているのは改善主義です。
実践してみてダメだ、失敗した、となっても、改善して次に進む、そしてまたダメだってなったとしても、次に改善して進むということです。
完璧主義の思考でいると、その場所から動けなくなってしまいがちです。しかし改善主義でいくと1歩進んで、失敗したことから学んで次に進むことができます。
そのため私も新しい挑戦をしていく時は自分にも言い聞かせながら進んでいけたらいいなと思っています。
今回は、私が元気を取り戻した魔法の言葉として、「ダメで元々」というワードをご紹介しましたが、もしかするとこの言葉にはネガティブなイメージがあったかもしれません。
しかし、私にとっては励ましになり、自分の思考に浸透していってラクになれている気がします。
自分を責めすぎず、無理しすぎず、今後も日々を生活していけたらと思います。
人間ってバイオリズムで良かったり悪かったりするものですよね。
もちろん良い状態であり続けるのは理想なのかもしれませんが、落ち込んだり良かったり、色々あるのが人間だという感じもします。
そのため落ち込んでいる時は無理しなくていいし、自分の気持ちが楽になるような、こういう言葉を大切にするのも大事ですね。
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今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!