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中津川市川上（かわうえ）地区。夕森公園をはじめ、自然がいっぱいの地区です。

人口680人ほどの川上地区ですが、今回、保健福祉施設かたらいの里で初のイベント「夏のワクワクマンデー」を開催！

夏休み期間中は毎週月曜日にイベントを行うそうです。その他、今年に入って初の試みを行っているとのこと。その他かたらいの里は充実した施設だそうで…？

そこで今回保健福祉施設かたらいの里・川上総合事務所にお話を伺ってきました。

「こういったイベントを行うのは初めてなんです」

お話を伺ったのは、中津川市集落支援員川上担当の鈴木さん。

「ワクワクマンデーの企画が持ち上がったのは実は数週間前。すでに本年度の予算も決まっていたので、限られた中でのスタートでしたが、多くの方が来てくれてびっくりしてます」と驚きを隠せない様子。

「とにかくやってみよう」という川上地区の試み。

実はそのチャレンジは今年の春からスタートしていたのです。

まず最初に行ったのが住民座談会やアンケート。

住民の５人に1人の方にご参加いただき、熱を帯びた意見やアイディアが得られたようです。

年代別、性別、などに分けて様々な分析ができるこのアイデアは、これからの川上にとってとても重要な資料になりますね。

「これが大人になると車で買い出しや通販が当たり前になってしまい、コンビニ率が減ります。女性だと『外に出て気分を上げる場所がほしい』という方もいて、コンビニ以外の場所を求めている場合も多いようです」

など、1項目だけでも答えがまるで違うという奥深いもの。

さらに独特なのは、車での移動、お子さんを預かるなど、急用の時にご近所ネットワークが頼りになる地域であること。

「ご年配の方が足腰弱くなっても『明日車で街に出るから一緒に行こうか？』などのコミュニケーションができる地区。若い世代からは高齢になり車に乗れなくなったら不便じゃないかという心配が出ていますが、当の高齢者の方々の意見を聞いてみたところ、交通の便に関して困っているという意見は出ていません。このあたりのご近所の絆の深さは川上地区独特のようです」と鈴木さん。

こうした統計を踏まえ、やはり多くの声が「お買い物」について。

「川上地区は、いつも営業している飲食店は2軒。一軒はお昼、もう一軒は夜のお店です。そのため今回こうしたイベントをしてみたのですが、他地区の方も足を運んでいただきまして、驚きました」

今後は積極的に「他の地区の方にも遊びに来てほしいというアピールをしていきたい」とのこと。

「もともと川上地区は、東農ヒノキにまつわる産業でさかんな場所。豊かな生活があった地区でもありました。そのため、施設も充実しているんです」

その他、何といっても温泉があること！

ラドンを含む弱アルカリ性で、川上地区だけでなく、福岡、坂下、付知をはじめ、県外からも観光がてらにやってくる方も多いそうです。

そしてプールもありますが、普段は運動浴槽として歩く方が多く、子供が思い切り遊べるような区切りもないのですが、この「ワクワクマンデー」開催中は遠慮なく水泳OK、浮き輪もOKだそうですよ。

温泉に入ってから買い物して、美味しいもの食べてのんびりするってとっても贅沢！

川上の自然に癒されながら、街中とは違う時間を過ごせるはず。

この機会にかたらいの里でほっこりタイムを楽しむ時間を過ごしましょう。