【中津川市】東農ヒノキを活かす雑貨がズラリ!加子母のカワイイ&楽しいが集まるGift Terrace
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加子母といえば、東濃ヒノキ。その上質な東濃ヒノキは伊勢神宮をはじめ、全国の多くの名所に使われています。
そして加子母には、雑貨好きとしても木工好きとしても見逃せないお店、かしも産直市の一角にあるGift Terraceがあります。
ここは心地よい木の暮らしを提案している中島工務店のショールームなのですが、とっても素敵な雑貨が揃うお店でもあるのです。
「ショールームだけど、敷居が低いんですよ」とユーモアたっぷりにご案内してくれたのは、店長の中島さん。
「以前は木端市(こっぱいち)という名前の市場で、長年年配の男性店長がお店を引っ張っていたのですが、引退するのをきっかけに社長から『今は女性が活躍する時代だ!やってみないか』とお声掛けいただき決心しました」とのこと。
そのため、女性目線で使い勝手のよいもの、かわいらしいものが揃うお店となり、今や80人を超えるクリエイターさんたちが委託販売しているとの事。
産直地元にこだわり、加子母のクリエイターさんたちをメインにご近所の地区の方々の雑貨が並びます。
カラフルな御札立ては「神棚がなくてお札だけで置いてある、というお宅も多いので、洋間にも似合うシンプルな御札立てを用意しました」との事です。
心躍る御札立てです。
こちらの山椒のすりこぎは何と90代の方が作ったそうで、納品量も毎回多いというエネルギッシュな方との事。
持ち手もツボにゴリゴリ、痛気持ちいいはず!
曲げわっぱは日本でも、もう数十人しか職人さんがいないそうです。
中でもこの曲げわっぱはヒノキとさわらを使い、
側面は奈良の上質な桜の皮で綴じています。
一生モノの曲げわっぱに出会えますよ。
お客様は中津川市街からくる方もいれば、下呂、高山の旅行帰り、県外からわざわざ来る方もいるそうです。「三世代の家族旅行や女子旅の方が多いですね。もう、じっくり長い時間かけて選んでいる方が多いです。お聞きしてもらえればどの商品も作家さんの想いやこだわりを説明させていただいてます。お客さんも共感してくれたり、前回買ったものの感想を教えてくれますよ」
取材時も「この商品は」「これは実は」など、中島店長は商品知識や裏話を愛情たっぷりにお話してくれました。クリエイターとしても、買う方としても、その想いが伝わるのは素敵なことですね。
可愛くて、安心して使えて、長く使える物がずらりと揃うショップはなかなかありません。
ショールームに入ると、地元老舗刷毛メーカーの気になるほうきが。
刷毛は豚の毛でできており、埃をきれいに絡め取ります。また、ハンドル部分は東濃ひのき材で人間工学に基づいた角度の傾きがあるためとっても使いやすいです。
ショールームの中は暮らしの中で欲しいもの、家の中を快適に過ごせるものがセレ
クトされており、とても贅沢な空間に。
加子母にはクリエイターさんが多いのですが、イラストレーター、本間希代子さんもその一人。ワークショップで大好評だった手描きのTシャツも販売されてます。
なお、店頭販売のため配送は出来ませんので、お買い物をしたい方は直接お店に行きましょう。
加子母だからこそ、Gift Terraceだからこそ、ここにしかないものがある。
加子母に行かれる際は是非、お越し下さい。