【横浜市南区】コーヒー好き必見!憧れのラテアート体験 ハート作りは難しい?!
横浜市南区にある「Cafe Kopi Kan(カフェ コピ カン)」は、インドネシア産の厳選コーヒーが楽しめるお店。以前、同店の自家焙煎ガヨ・マウンテンコーヒーとチーズケーキを紹介しました。
その店内で「初心者向けラテアート体験会」が開催されると聞き、参加しました。その様子をレポートします。
自分で作りたい!憧れのラテアート
コーヒーが大好きな私は、ラテアートを作れる人に憧れていました。
以前に別のラテアート教室に参加したことがあるのですが、うまくハート型を作れず、残念な思いが。そのときのがっかりした気持ちを晴らすべく、参加申し込みをしました。
当日の参加者は私を含め3名。
講師を務めるのは、宮田なつ美さん。各種バリスタ認定試験に合格し、ラテアート大会での入賞経験がある方です。コーヒー店で働いたのち、現在はフリーのラテアート講師として活躍中。カフェ店員向けに本格的なラテの作り方指導をする機会も多いそう。
実際のカフェ店内で本格的なラテが作れるなんて、と期待がふくらみます。
まずは資料を見ながらラテアートの講義がありました。どんな仕組みでミルクとエスプレッソで模様が描けるか、座学での勉強からスタート。
ラテアートの図柄 クマとハートのどちらが簡単?
ラテアートは、エスプレッソの「クレマ」という泡に見える部分(油分だそう)を壊さないように作るのがポイント。ミルクを注ぐことでどうやって模様になっていくのか、理屈を教えてもらい、実技へのイメージをふくらませます。
ラテアートには、2種類の方法があります。
1つは「エッジング」といってピックを使って直接絵を描くもの。クマの顔が描かれているラテは、エッジングで作られています。もう1つは「フリーポア」といって、ミルクを注ぐことで絵を作る方法。よく見かけるハート模様はフリーポアです。
私はクマを描く方が難しいと思っていたのですが、ハートの方が難易度が高いそう。フリーポアは、あとから修正できないためなんだとか。
体験会では、やってみたい方法を選べます。参加者それぞれ、別の選択をして大丈夫。
今回は全員、ハートを選びました。
実践練習まずはカップの持ち方から
いよいよ実技です。まずはカップとピッチャーの持ち方から。
少しのずれでも、うまく描けない原因となるので、大事なポイントなんだそう。1人ずつやりやすい持ち方を指導してもらいます。
続いて水をミルクに見立てて練習。
水を使っての練習で注ぎ方をマスターすることで完成度があがるのです(講座を終えたあと、いかに「水練習」が重要か、実感しました)
「水は透明で泡立っていませんが、皆さんの淹れ方を見て、私にはフォームミルクとエスプレッソの模様が見えていますよ」という宮田さんの言葉に後押しされ、練習にはげみます。
自主練を15分ほど行い、動きを確認。講師にOKをもらったら、いよいよ本番です。
実践では、一人がラテを注ぎ、別の人がその手元を撮影します。
作り終わったら動画を見て、講師にフィードバックをもらいます。動画で客観的に動きを見て、講師がよかったところ、次に気をつけたらいいところを教えてくれるので、とてもわかりやすいです。
私の場合、なぜかミルクを丸く注ぐときにピッチャーの角度が少し直角よりずれてしまうクセがありました。それがうまくいかない原因でした。自分では全然自覚していなかったので、動画で指摘してもらい、一歩前進。
1回ごとに丁寧に解説してもらえるので、何がうまくいかない原因かがわかったり、ちょっとしたスピードのずれがどんな影響を与えるか気づくことになったり。ラテアートの奥深さを知る体験となりました。
何回も水で練習を重ねましたが、やはり本番では緊張します。
実践3回で結果は――
実際に作ったラテアートです。
1回目。なんか野菜のカブみたい…。
2回目。途中でうまくいかず「失敗だ~」と思った瞬間、先生から「諦めないで!」と応援の言葉をもらってが。なんとか最後まで粘って完成。少しはハートに近づいてきた?かなあ…
どうもミルクを注ぎこむ場所がよくなかったらしい。
3回目。左右対称にはなりませんでしたが、なんとかハート?風船にも見えますが。
ドキドキしながら挑戦し、最後にハートらしいものができました。講師や他の参加者にも一緒に喜んでもらい、まるで部活動のように盛り上がりました。
自分で作ったラテを味わう
毎回講座では、参加人数や進行によって違うそうですが、だいたい1人2-3回ラテアートを体験できるそう。
自分で作ったラテはその場で飲めます。自分で淹れたから、格別に美味しい♪
参加者の中にはマグボトルを持ってきている人もいて、ラテを自宅に持ち帰っていましたよ。
最後にお土産のチョコチップクッキーをもらい、講座は終了。
ラテアートを自宅で作るにはエスプレッソマシーンやミルクフォマーが必要なため、残念ながら自宅では難しいのですが、「自分で作ったラテアート」ができたときは感動しました。
自分の手でラテアートを描いてみたい!という方、おすすめです。コーヒーが好きな人が集まるので、参加者とコーヒー談義ができたのもよかったです。