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【横浜市中区】アフリカ・ブルンジ産の希少コーヒーを飲み比べ 気軽に立ち寄れる珈琲マルシェ

ゆきWebライター(横浜市)

以前に参加したラテアート体験で知り合った方から、コーヒーのイベントがあるよ!と教えてもらったのは、8月24日(土)に開催される『“TSUNAGU” COFFEE MARCHE (ツナグコーヒーマルシェ)

自家焙煎コーヒーを提供する8店の味が一堂に会するイベントで、横浜馬車道にある横浜平和プラザホテルで行われます。

出店するのは、全国各地でスペシャルティコーヒーを扱うショップ。県内のお店だけではなく、長野や山梨、東京、埼玉からの出店もあり、普段、なかなか飲めないお店のコーヒーが味わえるのも見どころのひとつです。

注目なのは、共通のコーヒー豆を出店者がそれぞれ自由に焙煎して、お客さんに飲み比べてもらう「find your ROASTAR」の企画。焙煎による味と香りの違い、各店舗の個性を楽しんでもらうためのもので、前回のマルシェでも大好評だったそうです。

過去のマルシェの様子
過去のマルシェの様子

会場で味比べをするのもいいですが、自宅でもゆっくり味わえるよう、全ブース分のコーヒー豆をドリップバッグにして集めた「ドリップバッグコンプリートセット」(ホット用2,300円/アイス用2,400円 各8個入り)も販売されます。

同じ豆でも焙煎を変えると、どんな違いが出るのか? 飲み比べてみたことがないので、どんな違いを知れるのか、今から期待しています。

飲み比べに使われる豆は、アフリカのブルンジ共和国産のコーヒーだそう。

ブルンジ共和国とは? 初耳だったため「どこにある国だろう?」と思って調べてみたところ、アフリカ大陸中央部の内陸に位置し、タンザニアの西に隣接する国だと分かりました。

高地が多く、肥沃な土地を持つブルンジは、コーヒー栽培に適しているそうで、ブルンジ産の豆というと高品質で定評があるコーヒーのひとつだそうです。初めて飲むブルンジ産コーヒー、いったいどんな味なのでしょうか。わくわく。

「コーヒーのイベント=ハードルが高い」と思わずに気軽に来てほしい

5回目の開催となる今回、当日、どんな楽しみ方をしたらいいか、元々同じコーヒーショップに勤めていたという実行委員のお二人にお話を聞いてみました。

ツナグコーヒーマルシェ実行委員の小林佑美さんと鈴木岳之さん
ツナグコーヒーマルシェ実行委員の小林佑美さんと鈴木岳之さん

ツナグコーヒーマルシェ実行委員 小林佑美さん

「コーヒーの魅力である味や香りに触れてもらい、コーヒーを通して、人と人とがつながる場を作りたいと思って、マルシェを企画しました。

コーヒーのイベントというと“通”が集まる場所というイメージがあり、気軽にはちょっと行きづらかったり、ハードルが高いと思っている人がいるかもしれません。でも、そんな方にこそ、このマルシェに来てもらいたいです。

大きな混雑はないため、お客さんとお店の人がゆっくりコミュニケーションを取れるのも、このイベントの良さのひとつです。コーヒーを淹れてもらう間に、ぜひショップの人たちと交流して、コーヒーに親しんでください」

ゆっくり座って飲めるイートンインスペースも充実しているそう。比較的ゆとりがある空間だということで、子連れの方も参加しやすいのではないでしょうか。

マルシェは今回限りではなく、継続的な開催を予定されているそうです。

過去のマルシェの様子
過去のマルシェの様子

「スペシャルティコーヒー」とは?お米の銘柄に置きかえて考えるとわかりやすい

でも「気軽に」とは言っても、スペシャルティコーヒーと聞くと、ちょっと難しそうなイメージを持ってしまいませんか?

私自身、スペシャルティコーヒーって何なのか、正直なところ、理解しきれていませんでした。ネットで調べても、わかるようなわからないような感じだったので、思い切って、焙煎士でバリスタである鈴木さんに質問してみました。

ツナグコーヒーマルシェ実行委員 鈴木岳之さん

「スペシャルティコーヒーが何かを考えるとき、お米をイメージしてもらうとわかりやすいんです。

お米は、産地ごとに一粒一粒大事に育てられて、私たちの食卓に届きますよね。スペシャルティコーヒーとは、そんなお米のように、産地で大切に栽培された木から収穫され、実を丁寧に処理して私たちの手元に届く上質のコーヒーのことを言います。

コシヒカリとあきたこまちが産地や品種によって味が異なるのと同じく、コーヒーも産地や品種により味が違います。浅煎りなのか深煎りなのかは、お米の炊き方の違いをイメージしてもらうと難しくないのではないでしょうか」

なるほど~。身近なお米の例にたとえてもらうと、すごくわかりやすい!

スペシャルティコーヒーに対するイメージが少し変わり、よりなじみある存在に思えてきました。当日、コーヒーについて分からないことがあれば、ぜひお店の方に質問してみてください。こんな風に教えてもらえるだけで、コーヒーの魅力についてぐっと理解できるかと思います。

当日の催し

マルシェ当日は、8店舗のスペシャルティコーヒーを味わえるほか、コーヒー豆を自分好みに焙煎できる焙煎体験のイベントも企画されています。

7月に会場で行った焙煎機試運転の様子
7月に会場で行った焙煎機試運転の様子

焙煎体験は、焙煎士の方と一緒に、好みの味に合わせて、焙煎具合を相談しながら行います。実際にプロが使う焙煎機を使っての焙煎体験です。

フルーティーな酸味が好みの方は浅煎りに、苦味が好きな人は深煎りに。どのくらい焙煎すると好みの味になるのか。自分で焙煎すると、よりいっそうコーヒーを知ることになり、もっとコーヒーが好きになるはず。焙煎体験は事前予約も可能。気になる方はぜひInstagramのDMから連絡してみてください。マルシェの公式Instagramは、記事の最後で案内しています。

そのほか、コーヒーに合うスイーツを販売する4店舗が出店。それぞれグルテンフリーのマフィン、アメリカンクッキー、白砂糖やバター不使用の身体にやさしい焼き菓子などが並ぶそう。

アメリカンな焼き菓子を販売する「bakesbakes」のマフィン
アメリカンな焼き菓子を販売する「bakesbakes」のマフィン

ホテル内でのイベントなので、暑さを気にせず、一日、コーヒーを満喫できるのがいいですね。

お好みのコーヒーはアイスコーヒー?ホット?それともラテですか?

当日は、数種類を少量ずつ飲み比べできるお得なチケットも販売されます。2杯700円、4杯1300円と、飲めば飲むほどお得!ぜひお気に入りのコーヒーを探しに訪れてみてくださいね。

イベント概要
“TSUNAGU”COFFEE MARCHE(ツナグコーヒーマルシェ) vol.5
日時:2024年8月24日(土)11時〜16時
場所:横浜平和プラザホテル2F BRICKS STUDIO
住所:横浜市中区太田町5-65
アクセス:みなとみらい線「馬車道駅」5番出口より徒歩1分
     JR・市営地下鉄「桜木町駅」・「関内駅」徒歩 各5分
入場料:無料
Instagram

■珈琲券2枚 700円 / 4枚 1,300円
※ワンドリンク単品の販売もあり
■コーヒー豆焙煎体験ワークショップ(生豆400g)5,000円
Instagram のDMより予約可
■【find your ROASTER】ドリップバッグセット
ホット用 2,300円(10g×8個)(20セット限定)
アイス用 2,400円(15g×8個)(10セット限定)
※すべて税込み価格

※一部の写真は、実行委員の方にご提供いただいた画像を使用しています。

Webライター(横浜市)

横浜市在住。横浜市にある身近でほっとするような場所を紹介していきたいと思い、活動しています。Yahoo!エキスパートで紹介することで街のお店を応援したいです。記事がお役に立てたらうれしいです。

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