我が子をいじめから守る!親ができる3つの習慣を解説
相談させてください。
保育園児の子がいます。
ネットなどでいじめ関連の悲しいニュースを見るたびに心配でたまらなくなります。
今はまだいじめはなさそうですが、もし我が子がいじめにあってしまったら、いつもそばにいるわけではない親がなにか、できることがあるでしょうか。
ご相談いただきありがとうございます。
我が子の笑顔は何よりの宝物です。
その笑顔をいじめから守りたいと願うことは、親として当然です。
では、我が子が実際にいじめにあっている場合、親として我が子をどのように守ることができるのでしょうか。
この記事では、いじめの定義から我が子をいじめから守るために親ができる3つの習慣までを分かりやすく解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
いじめの定義と現状
まず、「いじめ」とは、特定の個人から一方的に、または集団によって身体的、精神的に傷つけられる行為を指します。
これは一度限りのことではなく、継続的に行われる特徴があります。
具体的には
・無理な要求
・名前を呼ばない
・無視
・悪口
・噂の拡散
など様々です。
また、近年の調査では、いじめが問題となっている学校は増加傾向にあります。
さらに、現代ではインターネットの普及に伴い、SNSを通じたいじめ(ネットいじめ)も増加しています。
これらのことを理解した上で何か問題が生じた際には、学校や地域の支援体制を活用しましょう。
学校との円滑な連携の取り方
我が子のいじめ問題を解決する上で、家庭と学校との連携は不可欠です。
我が子からいじめの話を聞いた場合や我が子の様子に何か異変を感じたときは、すぐに学校の担任や学年主任、学校のカウンセラーに連絡を取りましょう。
具体的な状況を伝え、学校側からも情報を共有してもらうことが大切です。
こうして学校と密接に連携を取りながら、我が子が安心して学校生活を送れる環境を整えていきましょう。
いじめから我が子を守る親ができる3つの習慣
日常生活において、いじめから我が子を守るためには、具体的にどのようにしたらよいのかを悩む方も多いのではないでしょうか。
ここでは日常生活の中で、親が我が子をいじめから守るために心がけたい3つの習慣についてご紹介します。
①我が子の自己肯定感を育む
子ども自身が自分の価値を認識し、自信を持つことで、いじめに屈しない心が育ちます。
そのためには、親が子どもの長所を見つけて褒めたり、自己効力感を感じられるような体験を計画するとよいでしょう。
・子どもの変化に気づいて声をかける
⇒背が伸びたね、前髪切った?今日はなんだかうれしそうだね、など事実を言うだけでOK
・家族の中での役割を与える
⇒子どもが無理せずできること。
小さな子どもであればはじめは靴をそろえる、タオルをたたむ、食器を下げるなどでもOK。これをしてくれることで親が助かっている、というのを言葉で伝えます
②子どもが安心して話せる環境を整える
子どもをいじめから守るためには、安心して話せる環境を整えることも大切です。
親として、子どもが安心して自分の思いを話せるような環境を整えることで、心のケアを行うことができ、早期に対応することが可能となります。
食事の時間や就寝前など、リラックスした雰囲気の中で、日常の出来事や思いを共有するように心がけましょう。
また、子どもの思いを共有された際には、否定しないよう気をつけましょう。
アドバイスも、求められていない場合はやめておきます。
ネガティブな感情であっても
・悲しかったんだね
・そんなことがあったんだね
・話してくれてありがとう
など、子どもの感情を否定も肯定もせずにただ認め、話してくれたことに感謝を伝えましょう。
関係者とのコミュニケーションを大切にする
いじめから我が子を守るためには、親自身も周りの人たちとの積極的なコミュニケーションをとることを心がけましょう。
これには先生、友人、その他の保護者など、子どもの生活に関わる全ての人々が含まれます。
先生との定期的なコミュニケーションの他にも、親自身が行事に参加することで、子どもの学校生活や友人関係を直接観察することができます。
その際に他の保護者や先生との交流も深めていくことで、必要な情報も得やすくなります。
まとめ
今回ご紹介した、子どもをいじめから守るための3つの習慣は、いじめから守るだけでなく、親子の絆を深め、子どもが自信を持って成長していくための土壌を作る役割も果たします。
子どもが自分自身を大切にし、他人を尊重する人間に育つために、親としてこれらの習慣を日々意識し、実践していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。