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【札幌市中央区&東区】次回開催を見逃すな!「丘珠あおぞら市」はこの後8月6日!!

ゆべーる地域クリエイター(札幌市)

Covid-19がまた活発になってきましたね。。。そんな中、比較的安全係数が高い外出先はどこだろうか?

ソーシャルディスタンスが確保できるアウトドア活動、中でも「ファーマーズマーケット」に行ってみる、というのはいかがですか?

「丘珠あおぞら市」で、北海道の本質に迫る!

今回ご紹介したいのは、そんなファーマーズマーケットの中でも今年の夏、特に評判が高い「丘珠あおぞら市」です。

2021年に続きまして、今年も6月から9月の間、合計7回、東区丘珠の「Jファーム札幌工場」のパーキングスペースを活用して開催されます。

Jファームさんは、太陽光を利用し効率よく健康に良い農業物生産を志向している企業さんということですが、そのルーツの中には、私と縁が深い日本遺産「炭鉄港」にもしばしば登場する企業もあります!

20世紀においてはエネルギーや鉄鋼を生産していた基幹産業の会社が、21世紀においては高品質で効率の良い農作物の生産に向かっているのでしょうか。

実際、現在の北海道は小麦粉、砂糖、オイル、ポテトチップス、酪農品、水産物など、ありとあらゆる食料品企業の生産のベースとなっています。滝川や安平の菜の花畑、美瑛のパッチワークの丘など、企業と契約した農業生産の整然とした風景が観光資源になっている例も多いのです。フードと観光、まさに現在の北海道を支えている基幹産業ですね!

圧巻のトマト

取材した7月16日はあいにくの天気でしたので、ブースの数も少々少なめ。私も時間的な制約があり、残念ながら全てを見て回る事はできませんでしたが、その中でも特に目を惹いたのは、トマトの多彩さ!北海道は今や日本有数のトマト産地の一つでもあるのです。

まずはミニトマトやチェリートマトの真っ赤な色彩と、口の中に広がる旨味と甘味!北海道のトマトは一般的に皮も硬くなく、みずみずしさが際立っているのも大きな特徴だと思います。

びっくりしたのが、普通のトマトにもかかわらず、濃厚な風味のチェリートマトのような、まるで森の中にいるような圧倒的な旨味を感じるレギュラーサイズのトマトがあったこと。即、箱買いしました。

こちらは食べてはいませんが、まるでオレンジのようなカラーのフルーツトマト。食べてみたかったなあ。

その他にも、北の大地の恵みがずらり

「水門」とは、糖度が特に高くて果皮が柔らかいさくらんぼうの種類「北光」の北海道での通り名です。クランベリーに似たような緻密で濃い甘さを感じを楽しめました。

こちらは「厚真いも」。糖度がかなり高くなるメークインです。まるでその甘さは、さつまいものようでした。

ズッキーニ、ジャガイモ、根菜などにも面白そうなものがたくさんでした。この日、私が実際に食べてみたのはトマト3種類と厚真イモのみでしたが、9月の開催終了までにはもう一度参加して色々購入してみたいと思います。

屋外だけではなく、屋内にも注目

Jファームさんの販売スペース、PIRIKa Sapporo (ピリカ サッポロ)が、今回の会場の一隅にあります。このスペースの後ろには、新しいテクニックを多数駆使した大きな「スマートアグリプラント」のハウスが並んでいて、そこでトマトを生産しています。そのトマトを利用したドレッシング、ピューレなどが多数販売されていました。

個性的なキッチンカー

この日、キッチンカーで登場したのが「丘珠ホルモン」シリーズの最新作「丘珠豚丼」をメインとしたフードスタンド! 北海道のソウルフードメーカー「ソラチ」のたれに、東区にかつてあった札幌村の名産玉ねぎ「札幌黄」をブレンドした特製のたれ、それに三元豚を漬け込んだものです。

ものすごく甘かったし、とろとろ!特に脂身の部分はまるでチーズ系のデザートのような味でした。このキッチンカーは、またどこかで出会いたい。

【ご注意】次回開催は8月6日ですが、出店ブースは都度変わります。事前に必ず公式サイトでご確認ください。

シャトルバスもあります

当日の朝、暴風雨の予想もされていましたが、登録していた SAPPORO MACHINAKA RESORT のLINEから開催連絡も来て安心でした(「丘珠あおぞら市」はこのプロジェクトの連携事業です)。

乗降スポットのひとつ、「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」の前にシャトルバスが時間通り到着しました!

バスは数カ所の乗降スポットとして指定されているホテル前で、丘珠に行きたい人をピックアップしていきます。

バスは市街地を抜け、きれいな田園地帯を抜けていきます。このシャトルバスに乗ることそのものがちょっとした観光気分にひたることができます。

【ご注意】8月6日と20日のシャトルバス運行に関しては必ず公式サイトからご確認ください。9月3日、17日の開催につきましてはシャトルバスは運行されません。

青空ではなかったけれど、心が晴れた。

お天気が悪かった7月16日当日ですが、おいしい食材たちや出会い、そして新しい時代の北海道の農業の可能性、そしてシャトルバスを使った小旅行の楽しさなどを実感できた、とても良い、心は青空になる朝でした。引き続き感染対策に気をつけて、ぜひ次回行ってみてくださいね!

丘珠あおぞら市

住所:札幌市東区丘珠町847番地 (株)Jファーム札幌工場

   直売所「ピリカ札幌」駐車場

次回日程:8月6日、8月20日、9月3日、9月17日

営業時間:9:00〜14:00ころ

商品がなくなり次第終了なので、午前中早めの訪問を強くお勧めします。

駐車場:有

Webサイト:こちら( Facebook)

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

地域クリエイター(札幌市)

通訳案内士(全国&札幌)、そしてライターや日本遺産炭鉄港、日本遺産候補小樽、サッポロコンシェルジュのガイドとして、いつも札幌市内の出来事やおすすめ情報を探しに歩いてます。最近、少し鉄気味。交通ネタや都市インフラに興味が行きつつあります。サイダー(シードル)大好き。ホルン(フランス式ピストン)とテナーホーン吹き。

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