【雑誌のノート&メモ特集】みなさまおまちかね!日経WOMAN 4月号は「ノート&メモの極意」特集です
日経BP社の雑誌「日経WOMAN」。毎年秋の手帳特集が文具・手帳好きには注目ですね。そして4月号の特集は「ノート&メモの極意」です。各界で活躍する人たちのノート活用の事例などはやはり見物ですね。なかなか他人の、しかも有名人のノートを見る機会はないですからね。
こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。今回は、日経WOMANの「ノート&メモの極意」特集を簡単に紹介したいと思います。
データでわかるノート活用の実態
この中で面白かったのが、読者へのアンケート調査。ノートやメモを使っているかどうか。またどんな用途で使っているかです。
これによれば、52.9%の人たちが仕事やプライベートでつかっているとのこと。また、それ以外の人も「仕事だけ」13.7%、「プライベートだけ」17.4%と8割以上の方が何らかの形でノートやメモを使っていることになります。
日経WOMANという雑誌の性格上、回答者は女性のみです。男性に対して同趣旨のアンケートをとった場合どういう結果になるのか興味深いところです。
「ノート&メモ習慣でこんないいことがあった」
このアンケートの下のスペースの記事がこれ。これによれば、「会議で、書記でなくても議事録をとったら仕事の全体像がつかめるようになった」とか、「うまくいったこと、うれしかったことを書き留めたら自分が何に幸せを感じているかが分かるようになった」などの回答が。これらも、やはりノートやメモといった紙の記録媒体の一種の懐の広さのなせる技であるように思えます。
ノートの目的別活用事例はすぐにマネできそう
この号でもっとも実用的だと思われたのがこれです。目的別のノート活用事例がいくつも掲載されているのです。たとえば
「物欲コントロールノート」
「「今月のテーマ」ノート」
「自分応援すごろくノート」などなど。
利用しているノートの製品名や、書き方の実際なども紹介されています。
同じようなノートさえあればすぐに真似ができそうです。
ノートには無限の可能性がある
私の仮説として、「ノートはソフトウェアが定義されていないハードウェアである」というものがあります。
罫線の活用次第で、また罫線に罫線や文言をプラスすることで、目的に応じたツールに変貌、メタモルフォーゼするのです。
そして日経WOMANのこの特集は、そのもっとも端的な例と言えそうです。
書店で見かけたら是非手に取ってみてください。