どうも、いわきのグルメを追い求める保険屋 SMILE AGAIN です。

本日は前々から気になっていた、町で評判のパン屋さんに行ってみました。

そちらが常磐上湯長谷町にあるパン焼き小屋「むぎ風船」さん。

さっそくオープンしたばかりのところをお伺いしてみると、扉を開けた瞬間、あの焼き立てパン特有の上品な香りが真っ先に飛び込んできたではないですか！

やっぱり、これこれ。

パン屋さんといったら、何と言っても焼き上がったパンのこの香り。

この香りをお届けできないところが非常に残念。

この香りはぜひ、パン焼き小屋「むぎ風船」さんで直接感じて欲しいですね。

お店はオープンしたばかりなので、まさにこれから焼き立てパンが並べられる瞬間です。

そんな光景は見たことがないので、内心ちょっと興奮気味で見つめてしまいました。

ちょっと小さめ目の店内ですが、じっくりパンを選ぶにはほど良いスペース。

その傍らで焼き立てのパンが次々と並べられ、店内がにぎわっていく光景は何とも言えない愛らしさを感じます。

パンのバリエーションもかなり豊富。

オーソドックスなフランスパンの「バタール」に、惣菜パンの「チーズフランク」や「ベーコンポテトドック」、そしてパン焼き小屋「むぎ風船」さんオリジナルの「きのこのシチュー」などなど。

もちろん「ショコラ」や「メロンパン」など、甘い菓子パンもしっかりラインナップしています。

パン焼き小屋「むぎ風船」さんの特徴としては、何と言っても1点1点のプレミア感。

一つ一つのパンが丹精こめて焼き上がっていくのはもちろんですが、たくさんの種類をまんべんなく楽しんでいただくため、一つ一つのパンは少量ずつ焼き上げるスタイル。

食べ物の美味しい時間は限られます。

パンも同じ。

種類は豊富ですが美味しさを維持する意味でも、1点ごとに焼き上げる数量をある程度限定して、時間の経過とともに焼き立てパン本来の風味を損なわれないよう、少量で焼き上げお店に出されます。

それくらいパンの美味しさにこだわり愛情をこめて焼かれたパンは、かなりの期待ができますね。

加えて、それぞれのお値段にもビックリ。

100円台から200円台と「ま、マジすか⁈」と思うようなお手頃価格が飛び込んできて、お値段的にもかなりのインパクトがあります。

そうこうしているうちに、焼き立てパンがひと通りスペースに収まってきました。

こうして焼き上がったパンを眺めていると、どれもこれも美味しそうでやっぱり迷いますね。

さんざん迷った挙句、今日は「パニーニ ミニ」150円と「ベーコンポテトドック」190円をチョイスしてみました。

この食べ応えある2種類で「340円」ですよ、みなさん！

「パニーニ」はイタリア風の温かいサンドイッチです。

なかなか本場イタリア風の小判型パニーニをいわきでは見かけませんが、パン焼き小屋「むぎ風船」さんではイタリア風コッペパンであるチャバタのようなパンで、こだわりが伝わってきます。

しかも表面がカリッと仕上がっているタイプで、やわらかチーズやしっとり野菜との食感にコントラストがあり、味付けもさっぱり風味ですごく美味しいですね。

もう1つ、「ベーコンポテトドック」も食べてみましょう。

分かりづらいかもしれませんが、バタールよりも小さめのパンの中にぎっしりポテトサラダが入っています。

しかもこのポテトサラダ、コショウがほど良いアクセントで単体でも美味しいレベル。

このパンも一見フランスパンのように噛み応えがありそうですが、食感は固くもなく柔らかすぎることもなく、丁度いい感じが何とも絶妙ですね。

パン自体も小麦の風味が立っているというか、パンの味が濃いというか、パン自体にしっかりした旨味があります。

それでいてパンとポテトサラダ、ベーコンや焼かれたマヨネーズの風味などがぶつかり合わずに、口の中でバランスがとれている感じ。

これで190円。

これは評判がいいのも十分うなずけますね。

今回は「パニーニ ミニ」と「ベーコンポテトドック」だけでしたが、もっともっと食べたいと思わせるようなパンを焼き上げるのが、情熱あふれるパン屋さん パン焼き小屋「むぎ風船」さんです。

店主のこだわりがたくさん詰まった素敵なパン屋さんなので、早咲きの「河津桜」を楽しんだ後には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。