【いわき市】咲き誇る「河津桜」で一足先に、麗らかな春を満喫してみませんか?
どうも、いわきのグルメを追い求める保険屋 SMILE AGAIN です。
3月もそろそろ中旬にさしかかり、このところいわき市もだいぶ穏やかで温かい春の到来を、身近に感じられるようになりました。
何とも春らしい雰囲気になってきましたので、これまでとはちょっと趣向を変えて、早咲きで有名な「河津桜」をご紹介して本格的な春の到来を迎える前に、一足先に春の訪れを感じていただこうかなと思います。
もしかしたらこの記事を読んだ数日後、ちょうど満開の見ごろを迎えるかもしれませんよ。
いわき市にも数々の桜の名所がありますが、早咲きの「河津桜」については「21世紀の森公園」か「常磐共同火力」のグラウンドが有名でしょう。
その中でも「常磐共同火力」の「河津桜」には、ちょっと縁がありまして。
理由は後ほど。
もともと「河津桜」は静岡県賀茂郡河津町で1955年(昭和30年)ごろに、河津川沿いの雑草の中から偶然見つけた原木を、発見した人が自宅の庭先に植えたことが「河津桜」の起源とされています。
意外と歴史が浅いところは、ちょっとビックリですね。
その後、10年ほど月日が経過した1966年(昭和41年)頃からようやく開花するようになり、しかも2月頃から濃いピンク色の花びらが約1か月にわたり咲き続けることから、近所でも話題となり始めました。
2年後の1968年(昭和43年)頃からは増殖が始まり、やがて全国に普及していくこととなります。
一方でこの桜への学術調査が進み、今までになかった品種であることや河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)に「カワヅザクラ(河津桜)」と命名されました。
この「河津桜」、ソメイヨシノなどの代表的な桜と比べてもかなり早咲きで有名ですが、ここ、いわき市ではだいたい3月中旬頃に満開の見ごろを迎えます。
そのうえ見ごろが長いのも「河津桜」の特徴でしょう。
私自身、本業で保険代理店を営んでおりますが、じつはその本業でお借りしている事務所の近くにも、市内で指折りの「河津桜」の名所がありまして。
それが「常磐共同火力」の「河津桜」です。
この「河津桜」は「常磐共同火力(株)勿来発電所」のグラウンド内に、発電所創立50周年を記念して2005年(平成17年)に植えられたことで名所となりました。
「常磐共同火力」のグラウンドには一足早い春の訪れを感じるため、シーズンになると連日多くの人たちが訪れます。
しかも車を止めるスペースもかなり広く、なにより、車から降りてすぐの距離で咲き誇る「河津桜」を堪能することができるでしょう。
本日2023年3月8日に訪れた際は「5分咲きから6分咲き」という感じで、もうちょっと時間が過ぎればという思いでしたが、このまま温かい日が続けば、週末あたりからはちょうど満開の見ごろを迎えるかもしれません。
もし今週末を逃してもご安心を。
パッと咲いてパッと散るイメージの山桜よりも、見ごろはかなり長いですから。
常磐共同火力(株)勿来発電所のグラウンド内「河津桜」
住所:福島県いわき市佐糠町3丁目7-8
アクセス:常磐道いわき勿来ICより車で約15分
JR植田駅より車で約10分
常磐共同火力(株)勿来発電所の構内、および関連施設には立ち入りできません