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夏場に気になる洗濯機の下水臭…原因は洗濯槽ではない?!10分で終わる!簡単【排水口の臭い対策】

平島利恵洗濯研究家
排水溝、掃除したことはありますか?

洗濯研究家の平島 利恵です。
夏場に洗濯機の前を通ると「何か臭う…」「どぶ臭い」ことはありませんか?この臭いの原因は、排水溝の臭いかもしません。

【臭いの原因】排水溝の掃除方法

洗濯機の排水溝には、排水時のゴミが溜まるようになっています。(開けてみると、ピンや小銭が入っていることも!)ここが詰まると、排水の流れが悪くなるため、年に2度は掃除しましょう!

また、排水時の水圧で蓋が緩み、下水の臭いがあがってきているケースもあります。掃除後は蓋をしっかり閉め、臭いをシャットダウンしましょう!

1.排水溝のホースを外す

ホースを外すと、ホースから水が出てくるので、タオルを詰めておきましょう!

2.パーツを外し、汚れを拭きとる

上部からパーツを外します。

パーツに溜まったホコリ、糸くず、髪の毛、カビなどの汚れをそのまま流してしまうと詰まりの原因になるので、拭き取れるものはペーパーで拭き取りましょう

2.塩素系漂白剤でパーツ洗浄

塩素系漂白剤のスプレーを吹きかけるか、液体漂白剤を水に溶かしてつけ置きした後、ブラシを使ってしっかり擦り洗いします。
その後、塩素が残らないよう、しっかりすすぎましょう。

■塩素系漂白剤を使用時の注意点
・必ず換気をする
・必ずゴム手袋をつける
・目などに入らないよう注意する
・脱色してもよい服を着用する
・肌についた時は、必ずよく洗い流す

洗い流すとこんなにキレイに!
洗い流すとこんなにキレイに!

4.元に戻し、蓋をしっかり閉める

ゴムパッキンをしっかりはめ、固く閉めましょう。蓋が緩んでいると、下水から臭いが上がってきてしまいます。

洗濯槽の掃除も忘れずに

夏場は洗濯槽の黒カビが繁殖しやすいだけでなく、洋服自体も汗・皮脂などで汚れており、洗濯槽の雑菌×汗の汚れが合わさると、洗っても臭うゾンビ臭が漂うことに…。
これからの季節は洗濯物をこまめに洗い、必ず月に一度、洗濯槽を掃除しましょう!
本格的な夏が始まる前に、「夏場の洗濯でやってはいけないこと3選」もご覧ください。

年末の大掃除から掃除していない場合…

しばらく掃除をしていない洗濯槽は、このくらいカビだらけの可能性が…!
「洗濯槽が臭う」「洗濯物に黒いワカメがつく」場合は、すでに赤信号!明日にでも洗濯槽掃除しましょう。「洗濯機がキレイな人がやっている!お手入れルーティーン」もご覧ください。

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洗濯研究家

2004年武庫川女子大学を卒業。株式会社リクルートに入社し、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC事業を展開。2013~2015年NY在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国し、洗濯洗剤と布ナプキンプランド"Rinenna"を展開。現在、洗濯研究家として「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。クリーニング師。

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