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【超危険! 出来る限り関わってはいけない人3選】について、現役プロ心理カウンセラーが語ります。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、「出来る限り関わってはいけない人3選」というテーマでお話したいと思います。

出来る限り関わってはいけない人と関わっていると、あなたのメンタルが崩壊します。
ですから、出来る限り関わってはいけない人とは、極力距離を置くようにしましょう。

では早速。


出来る限り関わってはいけない人3選

ひとつめは、テイカーです。
「ギブ&テイク」のテイカーです。受け取ろうとする人のことです。

世の中には、3種類の人間がいると言われています。
ギバー、与える人です。
マッチャー、公平であろうとする人。
そして、テイカー、受け取ろうとする人です。

テイカーは、あなたからもらおうとします。テイカーは、あなたから受け取ろうとばかりします。テイカーは、もっと言うと、泥棒です。テイカーは、あなたから時間を奪おうとします。あなたからを奪おうとします。あなたからお金を奪おうとします。よってテイカーとは関わらないようにしましょう。

世の中には、自分がテイカーだということに気付いてない方がたくさんいらっしゃいます。たとえばお喋りな人がそうです。お喋りな人は、自分で自分のことを社交的な人であると考えがちですが、そうとは限りません。自分のことばかり話し、人の話を全然聴こうとしない人は、立派なテイカーです。
人は、基本、よっぽど自分にとって有益な話であるのなら別ですが、人の話を聞くのはストレスなのです。いっぽう喋っている人は、話して吐き出してスッキリします。自分がスッキリして他人にストレスを与えるのは、テイカー以外の何ものでもありません。よって、人の話を聞かず自分の話ばかりをする人とは、出来る限り距離を置くようにしましょう。

通常、お喋りが楽しいのは、喋ったり聴いたりするからです。いっぽうてきに話を聞かされるのは、あなたの貴重な時間を奪われることそのものです。どうぞ、そのことを忘れないようにしましょう。

私は、カウンセリングルームではいっぽう的に話を聞いていることが多いのですが、それは大切なお金を頂ているからです。お金を貰ってもないのに、話を聴き続けるのは、心身をすり減らすことになりかねないので、そのあたりは、十分に注意して下さい。

繰り返します。テイカーは、あなたから、あなたの大切な時間や金品を奪おうとしています。自分に何かタダでくれる人はいないか? 常に探しています。そんなテイカーの餌食にならないよう、十分に注意していってください。

ちなみに、私のカウンセリングルームには、「ちょっとでいいから話を聴いて」「わからないことがあるので、ちょっと教えて欲しい」という依頼が、今も昔も絶えません。そう、要するに、短時間でいいので、タダでカウンセリングして欲しいという依頼なのです。
私的には、人に親切にするのは、自分の心の衛生上、麗しく、やぶさかではないのですが、プロのカウンセラーに、「ただでカウンセリングして欲しい」と依頼するテイカーは、厚かましさを増してゆくことが多いです。その結果、どうなるかと言うと、ある日、私の時間の都合で、相手の期待に応えられないという事態が生じると、急に激高し、その結果、恨まれて終る…という事態を招きます。私としては、親切が仇(あだ)となり、大変に残念な思いにかられます。

よって、私は、タダでカウンセリングするのは、今は、短時間でも受けないようにしています。自分のメンタルを守るため、自分のメンタルを崩壊させないためです。

出来る限り関わってはいけない人、ふたつめは、怒りん坊の人です。
何かあるとすぐに怒る人。こういう人と関わっていると心身が消耗するだけですから、極力関わらないようにしましょう。怒りん坊の人は、何か自分に気に食わないことがあると、直ぐに怒ります。怒り感情でもって、相手をコントロールしようとします。

怒りん坊の人は、人が何か小さな失敗をしただけで、烈火のごとく怒り、延々とその人を責めます。厳しい罰を与えます。くどくど怒ります。人格まで攻撃してきます。

こういう人と関わっていると、いつ怒られるのか? ヒヤヒヤドキドキ、気持が落ち着きません。よって、そういう人のそばにいると、自分のメンタルがやられますので、極力関わらないようにしましょう。

私のカウンセリングルームには、気が小さくて自己主張が出来ないとおっしゃる人が訪ねて来ることが多いのですが、ときどき、大変な怒りん坊の人が訪れることがあります。そういいう人は、私の何気ない言葉、何気ない仕草に、非常に腹を立て、突然に怒りだす恐れがあるので、私も非常に神経を使います。言葉を慎重に選んでのカウンセリング時間となります。

ちょっと例をあげます。怒りん坊の人が意見を言います。その怒りん坊の人が「竹内先生もそう思いますよねぇ」と言います。ここで私が「そうは思わないです」と言っただけで激怒するのです。「そういう考え方もありますね」と言っても納得しません。全面的に100%、怒りん坊の人の意見に賛成しないと怒るのです。人として社会人としてカウンセラーとして、倫理的に道徳的にも、とても賛成できない時は、本当に困ってしまいます。

私は、カウンセラーなので、それが仕事なので、致し方ないのですが、皆さんは怒りん坊の人とは、どうぞ極力関わらないようにしていってください。

ここであらかじめ、出そうな質問にお答えしたいと思います。
怒りん坊の人から、「竹内先生も、そう思いますよね」と言われたときにどう答えるか? ですが、そもそもそういう質問をされるようなカウンセリングをしていてはいけない…というのが答えになります。しっかり傾聴に努めていれば、そのような質問は出ません。カウンセラーである私が、賛成しかねるというような顔、怪訝な顔をしているから、そういう質問が出るのであって、しっかり話を聴いていれば、「竹内先生も、そう思いますよね」等という質問は出ません。それでも出たとしたら、私は相手の言いたいことを要約・明確化するようにしています。そうすれば、全面的に賛成しなくても怒りん坊の人は、納得してくれます。

出来る限り関わってはいけない人、みっつめは、人を不幸にする嘘をつく人です。
嘘つきな人は、直ぐに嘘をつきます。空気を吐くように嘘をつきます。「俺は、〇〇をしたことがある」「俺は、〇〇と知り合いだ」「俺は、〇〇なんかしたことがない」「俺は、〇〇などとは会ったことがない」等々です。

人を傷つけない、誰にも迷惑をかけない嘘ならいいのですが、世の中には、自分を守るために、相手を利用するために、嘘をつく輩がいます。そういう人とは極力関わらないようにしましょう。相手の嘘を信じると、自分も間違ったニュースを人に伝えかねないので、このあたりは、本当に注意したいところです。

あと、嘘つきには2種類の人間がいます。
自分が嘘をついていることに自覚がある人。
自分が嘘をついていることに自覚がない人。の2種類です。

自分が嘘をついていることに自覚がある人は、それはそれで厄介ですが、
自分が嘘をついていることに自覚がない人も、それはそれで厄介です。

さらに、嘘つきには、2種類の人間がいます。
人を幸せにする嘘をつく人
人を不幸にする嘘をつく人。の2種類です。

人を幸せにする嘘をつく人は、他人が何か作ってくれたら、美味しいと感じなくても「美味しい」と言います。可愛いと思えない子どもを見ても、「可愛いお子さんですね」と言います。こういう嘘は、罪がないですよね。
いっぽう、人を不幸にする嘘をつく人は、「〇〇さんが、あなたの悪口言っていたよ」「それを壊したの、〇〇さんだよ」等と、間違った情報を伝えてきます。

言うまでもなく、関わらないほうがいい人は、人を不幸にする嘘をつく人です。
こういう、人を不幸にする嘘をつく人とは、極力関わらないようにしましょう。

ちなみに、「生まれつき性格」の観点から言うと、嘘をつくことに、比較的抵抗がある人と、嘘をつくことに比較的抵抗がない人がいます。このあたりは、性格心理学のとても面白いところです。

あなたは如何ですか?
嘘をつくことに抵抗がある人ですか? それとも抵抗がない人ですか?
大切なのは、人を不幸にする嘘をつかないことです。

というわけで今日は、出来る限り関わっていけない人3選というテーマで、
出来る限り関わってはいけない人は、テイカー怒りん坊人を不幸にする嘘をつく人、というお話をさせていただきました。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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