八高線「引退へのカウントダウン」始まったキハ110系 見た目「荷物車」の新型車は2025年度下期から
八高線の高崎―高麗川間で運行が行われているキハ110系の引退へのカウントダウンが始まっている。JR東日本は昨年、八高線に新型車両となるHB-E220系2両編成を8編成導入することを発表した。営業開始時期は2025年度下期とされ、2025年3月に実施されるダイヤ改正では、このHB-E220系の導入に向けた準備として、現在、最大3両編成で運行されているキハ110系の列車をすべて2両編成のワンマン運転にする。
HB-E220系は、これまでのキハ110系が2扉のセミクロスシート仕様だったのに対して、3扉のオールロングシート車となっているほか、車内に設置された機械室やバリアフリートイレのスペースが車内の面積を占めている影響か、極端に窓が少ない見た目となっていることが衝撃的だったのか、JR東日本の公式発表直後には、「荷物車みたいで窓が少ない」「座席の快適性を重視してほしい」などX(旧ツイッター)上では、厳しい意見も相次いでいたことは筆者の記事(JR東日本公式Xがまた炎上!? 今度は「荷物車のような新型車両」を高崎・盛岡地区に導入で物議)でも触れている。
いずれにせよ、キハ110系の八高線高崎―高麗川間からの引退へのカウントダウンはすでに始まっていることから、早めに記録に残しておきたいところである。
(了)