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「安いステーキ肉」をやわらかくする”意外な下処理・焼き方”「少しの工夫で美味しくなる」

ぱるとよ料理研究家

クリスマスなど特別な日の料理は、食材にこだわると費用がかさむこともありますが、工夫次第で予算を抑えながら楽しめます。

例えば、手頃な価格のステーキ肉でも、ひと手間加えることで柔らかく仕上がります。ここでは、家庭でおいしいステーキを作るためのポイントを紹介します。

ステーキ肉を柔らかくするコツ

値段の手頃なステーキ肉でも、下処理をしっかり行うことで食感がぐっと良くなります。以下に、その具体的な方法を紹介します。

筋切りとフォークでの下処理

  • 筋切り:肉の筋をそのままにすると焼いた後に硬くなります。筋と肉の間に包丁で切り込みを入れることで、食感が良くなります。
  • フォークで刺す:肉の表面にフォークで細かい穴を開けます。これにより火が均一に入り、柔らかく仕上がります。

塩麹を活用

  • 塩麹:塩麹を肉全体に塗り込み、冷蔵庫で1時間ほど置いてから焼く前に拭き取ります(塩麹がついたまま焼くと焦げる原因になります)。塩麹により、やわらかくなりますよ。

焼き方のポイント

焼き方ひとつで仕上がりが大きく変わります。おすすめの手順で、外は香ばしくと中は肉汁がしっかり楽しめるステーキを目指しましょう。

室温に戻す

冷蔵庫から出したばかりの肉は中心が冷えているため、焼きむらができやすくなります。焼く30分前には室温に戻しておきます。

強火で焼く

フライパンをしっかり熱し、強火で片面を1分ずつ焼きます。このとき肉を押しつけないことで、肉汁を閉じ込めるやすくなります。

まとめ

  • 筋切りやフォークでの処理を忘れずに。
  • 塩麹でひと手間加えるとさらに柔らかく。
  • 室温に戻し、強火で短時間焼くのがポイント。

これらのコツを取り入れれば、リーズナブルなステーキ肉でも美味しく仕上がります。クリスマスの食卓にぜひ活用してみてください。

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながら食育フリーランスとして活動中(500回以上 食育講座の登壇経験あり)。

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