お花がよく咲くと言われる赤玉土って何なの?鉢植えに混ぜるだけでよく咲く【その秘訣をプロが解説】
安い培養土でお花を植えるとイマイチ咲かずにモリモリにならない。赤玉土を混ぜるとよくなると聞くけど、いったい赤玉土ってなんなの?
そんな疑問にお答えします。
お花がよく咲く土は水はけがいい、水持ち肥料持ちもいいという相反する要求があります。
なんと赤玉土はその両方を、叶えてくれるとても優秀で且つ安い土です。
赤玉土とは
赤玉土は能用土として、古くから使われている用土の一種で、古典園芸の植物の土壌として使用され、天然の粒状の粘土のような無機質土で、褐色で粒状の形状をなしている。弱酸性を示し、通気性、保水性、保肥性に富むものです。
水はけ、保湿という相反するものを叶えてくれるのが赤玉土。
保湿がいいので挿し芽にもつかえますし、何よりガーデニングとして鉢の土に入れると、とてもいい環境の土が作れます。
園芸初心者の方は赤玉土なんて見向きもしませんが、実はホームセンターに安い値段で山積みされています。
赤玉土単独では挿し芽とか以外では育たないので、バーク堆肥や安い培養土に混ぜてみましょう。
赤玉土を使ったお花がよく咲く土の作り方
赤玉土を使うととてもお花がよく咲く土を作れます。
作り方は以下の通り
- 一番安い培養土
- バーク堆肥
- 赤玉土
上記の土を3割ずつ混ぜる。コレだけでお花が良く育つ土が格安で作れます。
理由は、赤玉土が水持ち水はけを良くしてくれ、安い培養土の補助をしてくれます。
お庭のお花は全てこの配合なのでお試しくださいね。
赤玉土は単独じゃ育たない
保水性、水はけが抜群の赤玉土ですが、単独ではお花は育ちません。
堆肥や、安い培養土を混ぜると良い土になります。
挿し芽には赤玉土単独がベストですが、鉢植えになるとバーク堆肥などを混ぜ込まないとお花は育たないままになります。
完全肥料なし、水持ちがいいので挿し芽なら単独で使用できます。
大昔は赤玉土と堆肥だけで良い土を自宅て作っていた時代もあります。
まとめ
赤玉土は園芸初心者にとっては謎の土と思います。
赤くコロコロの土で何が育つのだろうとスルーしていませんか。
実は万能の土で、培養土に3割くらい混ぜるだけでも高級土のようになります。
ホームセンターに行ったら培養土とともに赤玉土を買ってみるといいと思います。
安いので、培養土に混ぜてかさましすればとてもいい土に変身します。
ぜひこの秋冬の鉢植えにお使いくださいね。