子育てをしながら自分の時間を楽しむ方法3選~元保育士パパが考える【生き生きと子育てをするヒント】
子育て中は子ども最優先で、自分のことを後回しにして頑張っているお父さんやお母さんはたくさんいます。子育てをしていると、ゆっくり休んだり趣味を楽しんだりする自分の時間を確保することが難しいでしょう。特に子どもが小さいうちは、目を離すことができなかったり手がかかったりしてまとまった時間を取ることができない日がほとんどです。子どもが寝た後にいろいろやろうと思っていても、子育てや仕事で疲れていて子どもと一緒に寝てしまったり夜泣きをしたりして結局何もできなかったという経験がある人も多いと思います。
子どもは成長するにつれて手がかからなくなり、親がずっと見ていなくても大丈夫になるので、自分だけの時間が取れないのは子どもが小さいうちの数年です。子どもが生まれると、今まで興味があったことや好きなことに対する気持ちが覚め、自ら子育てを優先して喜びや充実感を得る人もいます。しかし、子育てには大変なこともあるので、何か楽しみやゆっくりできる時間がないとストレスが溜まって気持ちを病んでしまったり子どもに当たってしまったりする人もいるので、ストレスを溜めない工夫をすることも必要です。
今回は子育てをしながら自分の時間を上手に作り、好きなことを楽しんだり休んだりする方法を3つ紹介します。
子育てをしながら自分の時間を楽しむ方法① 家族と協力する
配偶者や親など協力をお願いできる家族がいるなら交替で子どもの面倒を見るようにして、自分の時間を確保しましょう。それぞれの家族で仕事の内容や時間は違うのでよく相談して、それぞれが納得いく時間配分をしてお互いに不満が出ないような配慮が必要です。
家族が協力的でなかったり1人で子育てをしていたりして協力してもらえる家族がいない人は、子育て支援センターや保育園などの一時保育を利用する方法もあります。保育料はかかりますが、リフレッシュする目的で利用することも可能で、土日に預けられるところもあります。ぜひ検索してみてください。
子育てをしながら自分の時間を楽しむ方法② スキマ時間を活用する
スキマ時間と言っても、なかなか確保するのは難しいでしょう。少し時間があれば、溜まった家事をやらなくてはいけないという場合も多いと思います。また、趣味によっては時間が少しだけあっても楽しめないというものもあるでしょう。
子育て中だからこそ子どものために家事はきちんとやりたいという考えの人もいますが、子育て中だからこそあまり無理はせず、後回しにできることや簡単に済ませられることは手を抜いて、自分の時間を少しでも確保することをおすすめします。
自分の趣味はスキマ時間では楽しめないという人は、家の中で短時間でも楽しめる趣味を作りましょう。テレビやスマホを見るだけでも気分転換になります。「ちょっと横になる」「雑誌をめくる」「コーヒーを飲む」な、ど簡単なことでも構いません。自分がひと息つけたりリラックスできたりする楽しみを見つけて、少しの時間を有効に活用するよう工夫してみてください。
子育てをしながら自分の時間を楽しむ方法③ 子どもを巻き込む
子どもを連れて出かけるのは疲れますが、息抜きにもなります。商業施設やイベントなどに出かけると混雑していることも多く、大変な疲労感が残るでしょう。しかし、子どもと一緒に出かけられるのも子どもが小さいうちだけです。「大変だ」と思うと負担に感じますが、「貴重な機会だから楽しもう」と思って出かけると、楽しい思い出として心に残ることもあります。精神論ですが、考え方もとても重要です。
そして、出かけた際は「美味しいものを食べて帰る」「車中で好きな音楽を聴く」「おしゃれをして出かける」「自分の好きなものも買う」など、自分なりの楽しみもぜひ見つけてください。
自分の好きな場所や趣味の場所に子どもを連れて行けるなら、連れて行きましょう。自分だけの時間ではありませんが、子どもと一緒に楽しめると罪悪感をもたず、繰り返し楽しむことができます。
まとめ
子育てをしながら自分の時間を作り、リフレッシュできる方法を3つ紹介しました。まとまった時間を作ることは難しいですが、ちょっとした工夫でできる方法ばかりです。子育て中は犠牲にしなくてはならないこともたくさんありますが、何もかも犠牲にし過ぎて大変な思いや苦労ばかりが残ってしまうと、辛い思い出になってしまいます。
そして、親が自分の好きなことも楽しんで生き生きと過ごす姿を見ることは、子どもにとっても嬉しいものです。子育てが終わるまで我慢することは多くありますが我慢しすぎず、自分や家族が楽しめるようあきらめずに工夫してみてください。