だいぶ変わった令和の「小学生夏休みの宿題」ドリルがない?工作や自由研究はどうなった?
子どもたちも夏休みに入りましたね。夏休みといえば、大量の宿題! 読書感想文や工作、自由研究など、「子どもだけの力でやりきるのは無理じゃない?」なんて思うことも。結局親もヒーヒー言いながら一緒に乗り切る感じでしたよね。我が家には現在、大学1年生の息子と小学3年生の娘がいます。小学生娘の夏休みの宿題が、以前とは違っておどろいたことをご紹介します。
メインの宿題は「タブレット学習」ドリルやワークがない!
まずビックリしたのが、「夏休みの友」的なドリルやワークがなかったこと。例年ならば、夏休みの宿題一式が大きな封筒に入って渡されました。しかし、今年は封筒はなし。その中に必ず1冊入っていたワークもありません。「え?学校に忘れてきたの?」と思いながら、お手紙(これもアプリで)を確認してみると、今年のワークはタブレットに配信されていて、タブレットへの回答での提出になっていました。
タブレット学習をしたのち送信をすると、先生の方でもどのくらい進んでいるかがわかるようです。これは、夏休みの終わりになってから一気にやると絶対にバレてしまうパターンですね…。学校からは、毎日1時間程度のタブレット学習を推奨されています。自分が子どものころ、そんなに勉強していただろうか、と思ってしまいました。
植物の観察もタブレットで提出
朝顔などの植物の観察日記は、今もあります。以前と変わらず紙に絵を描くのは変わらないのですが、変わったのは提出のしかた。手描きした観察カードをタブレットで写真に撮って送信して提出です。カードは花が咲くなどの変化があったときに記入する決まり。紙は紙で、新学期に持っていくそうなので、なんとなく二度手間な気がしますが、送信した時点で先生がリアルタイムで見られるということなのでしょうか?
リコーダーの練習もタブレットで録画提出
「夏休み中にリコーダーや鍵盤ハーモニカでこの曲を練習しておきましょう」なんて宿題もよくありましたよね。でも、提出などがあるわけではなく、あってないような宿題だった気がします。
それが今は、リコーダーを練習したら、タブレットで録画をして送信をするのです。録音ではなく録画なのは、指使いなどが見えるため。結構きびしいなと感じますね。
自由研究と工作がない!
一番ビックリなのが、自由研究と工作がないことです。夏休みの宿題といったら、これがメインだったような気がしますよね。絶対手伝わされる親としてはとってもうれしいのですが、ないとなるとちょっとさみしいような…。複雑な気分。自由研究や工作がない代わりに、自分で決めたテーマについてを図書館で調べ、まとめたレポートを提出する宿題があります。
読書感想文はある
夏休みの宿題の定番、読書感想文は今もあります。タブレットで提出などではなく、きちんと原稿用紙に書いて出す昔ながらのスタイル。これは令和も変わらないのですね。ただ、読書感想文の下書きは、タブレットに送られてきている下書き用シートでできるようになっています。ここはハイテクです。
全体的に紙が減った!タブレットの活用が目立つ
以前は、提出する紙類がたくさんだった夏休みの宿題。それが今、紙は原稿用紙などの数枚になり、かなり減りました。そして、ひとり一台貸し出されているタブレットが活用されています。夏休みの宿題も、どんどん変わっていきますね。
※東京都内の公立小学校の現状です。すべての学校にあてはまるわけではありません。
※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
※個人の体験、見解を含みます。
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