支援級在籍の長男(10)をいつか通常級に、と思っていた私が今は全然思っていない理由
こんにちは!小学生の男の子兄弟を育てている、星河ばよです。
長男は発達障害グレーゾーン。入学時より特別支援級(以下、支援級)に在籍しています。
(ちなみに支援級在籍といっても、おもに国語と算数を支援級で受けるスタイル)
小学校入学前は、「通常級に入れる子はいいな」と思ったり、「長男が高学年になるころには、通常級在籍になれたらいいな」などとぼんやり思ったりもしていました。
だけどその考えは、やがて消えていったのです。
いつか通常級に行けたらと思っていた
支援級にいると落ち着く長男
「ぼくねー、なないろ(支援級の愛称)にいると落ち着くんだ」
この言葉を聞いたとき、私は涙が出そうになりました。
市の教育委員会から、「支援級が望ましい」と言われたときは複雑な気持ちになってしまったけれど、長男にとって居心地のいい場所が学校にあるということが、私には何よりもうれしかったのです。
- 子どもにあった児童計画を立ててくれる
- 少人数制の授業
- 野菜を育てて収穫する
- 支援級のみんなで校外学習に行ったりする(先生の引率あり)
- クールダウンできるようなちょっとしたゲームや、マットが置いてある
- どんな一日だったか、先生が日課帳(連絡帳のようなもの)に一言書いてくれる
上記が支援級のおもな特長ですが、「通常級の他に、支援級という居場所がある」というのが長男にとっては大きな意味があります。というのも通常級は児童がたくさんいるため、長男にはうるさいと感じるようなのです(聴覚がやや過敏なところあり)。
その点、支援級では先生を含めて3人での授業。長男は落ち着いて、のびのびと受けられる様子です。
また、長男は学年が上がるごとに学校を休みがちになって私は頭を抱えているのですが、支援級の先生も通常級の先生も一緒に対応を考えてくださいます。本当にありがたい限りです。
長男が小学校を卒業するまであと一年。引き続き支援級と通常級で過ごす長男の成長を見守っていきたいと思いつつ、お世話になった先生方との別れが近づいていると思うと、今から寂しく感じてしまうのでした。
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