【河内長野市】あの楠公飯がヘルシーなおにぎりに変身!市役所食堂オンキッチンで毎週水曜日20食限定
中世に出逢えるまちとして日本遺産に認定されている河内長野。中世を連想する料理のひとつとして、忘れてはいけないのが楠公飯ですね。
中世の武将、楠木正成が戦の時に開発したとされ、玄米を炒って3倍の水に一晩浸けて炊いたものです。
また直近の戦時中でも食糧事情が良くないときの非常食(節米料理)として楠公飯が食べられていたとのこと。
その楠公飯を基本として、市内の有名飲食店さんがいろんなアレンジ料理を創作したというのが、画像のレシピです。サツマイモと塩昆布と合わせたものや、そばだんご汁、五平餅やロールケーキなど、様々なアレンジがありますね。
さて、市役所にある食堂オンキッチンさんでも、水曜日に楠公飯のアレンジ料理が食べられることを知りました。
オンキッチンさんでは、毎週水曜日に先着20食限定で楠公飯のおにぎりを販売しています。
訪問すると、ちょうどおにぎりを作るタイミングでした。こちらがオリジナル楠公飯です。
オンキッチンさんの楠公飯は、玄米ご飯に慣れていない人でも抵抗なく食べられるような「食べやすさ」を重視するため、白米を7割、玄米を3割の比率で作られています。米は原則として、河内長野産を使用しているとのこと。さらに梅干し、塩昆布、枝豆を入れることで見た目の華やかさに加え、さっぱり食べやすくしています。
では、なぜオンキッチンさんで、楠公飯のおにぎりを始めたのでしょうか?
きっかけは、市制70周年記念での販売でした。当時は楠公飯のおにぎりを300円で販売していましたが、非常に評判がよく、継続して販売して欲しいという声があったということで、毎週水曜日限定で販売(350円)を決めました。
おにぎりは2個単位で販売し、合わせて200gです。20食を目安にしていますが、日によっては少しプラスアルファで用意している場合もあるとのこと。
また楠公飯おにぎりとは別に、日替わりで500円弁当も販売しています。これは栄養士監修による健康志向の人向けメニューとのこと。
おにぎりとともに日替わり弁当も買おうと思いましたが、この日は残念ながら予約販売分で売り切れとのこと。取材した日のメイン料理が、人気がありそうな唐揚げ弁当ということも影響したのかもしれません。
オンキッチンさんでは13名のスタッフでおにぎり用のご飯を炊いたり、弁当の仕込みを午前中に行っているそうです。
おにぎりは先着20食なので、1セット購入しました。お漬物がついています。
持って帰ってきた楠公飯のおにぎりです。肝心の味わいですが、梅や塩昆布などの具材のバランスがとてもよかったです。
なお、オンキッチンさんは市役所食堂のため、市役所が開庁しているお盆期間13日から15日も通常営業しています。
ところでお盆の最終日15日に、美加の台に隣接する里山わびすけさんでもイベント募集中の情報を入手しました。里山わびすけさんについては上のリンク先の記事を参考にしてください。
リンク先にも記載がありますが、高尾山で里山整備活動をしている坂田晶子先生の指導で里山わびすけ内にある夏の沢をみんなで整備しようというもの。10時から16時までの予定で行われます。問い合わせ・申し込みはリンク先(外部リンク)をご覧ください。
オンキッチン(外部リンク)
住所:大阪府河内長野市原町1-1-1 河内長野市役所1F
電話番号:0721-53-5556
営業時間:10:00~17:00(LO:16:30)ランチタイムは11:30~14:00(LO:13:30)
※楠公飯のおにぎりは毎週水曜日11時から先着20食限定販売
定休日:土日祝
アクセス:河内長野市役所前バス停すぐ、南海・近鉄河内長野駅から徒歩18分
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