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【デリ&バル 横浜ブギ】関東代表になったナポリタンについてインタビュー!〈横浜市中区〉

ミオ横浜市地域ライター(横浜市)

横浜発祥といわれるナポリタン。横浜市内には個性豊かなナポリタンのお店がたくさんあります。

美味しいナポリタンを求めて、今回は横浜の関内駅にやってきました。

 「デリ&バル 横浜ブギ」でナポリタンランチ

JR根岸線・市営地下鉄の関内駅と桜木町駅の間にある「デリ&バル 横浜ブギ」。みなとみらい線馬車道駅からも徒歩4分とアクセスが良い立地にあります。

画像提供:横浜ブギ
画像提供:横浜ブギ

店内は落ち着いた雰囲気ですが、オープンなテラス席もあり。

画像提供:横浜ブギ
画像提供:横浜ブギ

画像提供:横浜ブギ
画像提供:横浜ブギ

ランチメニューはこちら

【ランチメニュー】

  • 横浜ベジナポ 890円
  • お肉たっぷりミートソース 890円
  • 横浜イエローポークカレー 1,080円
  • 深いコクと味わいハヤシビーフ 1,080円
  • 牛100%のハンバーグ 1,280円(ライス付き)
  • はまポークのグリル 1,280円(ライス付き)

全てスープ・サラダ付き ※税込み価格

お目当ては、同店名物のナポリタン「横浜ベジナポ」です。

「横浜ベジナポ」が誕生したのは2017年。4年に1度カゴメが主催する「ナポリタンスタジアム2017」で関東甲信越代表に選ばれ、決勝まで勝ち上がった一皿なのです!

具材がたっぷり! 横浜ベジナポ 890円(税込)
具材がたっぷり! 横浜ベジナポ 890円(税込)

ランチにはサラダとスープがセットでついてきます。

染み入るような優しいコンソメスープ。

サラダにトッピングされた、ひらひらしたチーズ「ラスパドゥーラ」が美味!すべてのメニューに+300円でトッピングできます。

レシピの背景には家庭でも作ってほしい想いがあった!

横浜ベジナポの誕生とレシピについてオーナーの岡添さんにお話を伺いました。

「ナポリタンスタジアムの開催が母の日に近かったこともあり、『野菜をたくさん食べられるように』とお母さん目線をコンセプトに、大会に挑みました」

そこで岡添さんがナポリタンと掛け合わせたのは、野菜たっぷりのフランス南部の郷土料理「ラタトゥイユ」。トマト玉ねぎパプリカナスオリーブの実、そして岩手県産のベビーしいたけなど、麺を覆いつくすほど、具がたっぷり! 野菜は可能な限り地元から、ベビーしいたけは東日本大震災以来、被災した農家から取り寄せ続けるなど、仕入れにもこだわってこられました。

それらの野菜の旨みを最大限に生かすよう、具材だけでなくソースにも野菜が一役買っています。

「フレッシュトマトと他の野菜を塩だけで炒め煮すると野菜からたっぷり旨みのスープが出るので、ザルで濾してスープと具を分けます。そのスープをさらに煮詰めてケチャップソースに加えるんです」

野菜の旨みを閉じ込めたケチャップソースですね!そこに生クリームとバターを加えて、とってもクリーミーなナポリタンソースの完成です。

ソースが2.2mmの太麺に良く絡んでます。

「水分を適度に抜いた具(ラタトゥイユ)は冷蔵庫で7日ほど日持ちもするし、オムレツにかけたり、チキンソテーに添えたり。万能な料理なんですよ」。岡添さんはぜひ家庭でも真似してほしい、とおっしゃっていました。

ベーコンやソーセージはイベリコ豚

そして肉系具材に使われているのは、イベリコ豚のベーコンやソーセージ。

チープな加工肉のナポリタンも大好きだけど、イベリコ豚がナポリタンをぐっとリッチな味わいに仕上げてくれてます。(チープからリッチまでゾーンが広く、多様な個性が存在するのがナポリタンの魅力!)

詳しくレシピを教えてくれた、気さくで穏やかなオーナーの岡添さん。

ラタトゥイユからナポリタンへのアレンジ、やってみようと思います!

お店の味には到底敵わないと思いますが、目指してみます!

かつて関東甲信越代表となったナポリタン、まずは是非お店でご賞味くださいませ。

デリ&バル 横浜ブギ
住所:横浜市中区住吉町6-77 横浜福島ビル1F
営業時間:11:30-14:30(ランチ)
     17:00-24:00(ディナー)
     ※営業時間は2021年10月現在。
      県の時短要請により変更になる場合もあります。
定休日:日曜
電話番号:045-651-3787
公式Facebookはこちら

横浜市地域ライター(横浜市)

グルメや季節の移ろいを通して横浜市の魅力をお届けします。カフェ、喫茶店、そしてナポリタンが好き。本当におすすめしたいお店だけを紹介しています! 地域情報サイト「ロコっちセンター南」編集長/日本ナポリタン学会会員

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