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創業60年の伝統を誇る名店の味〈常に時代を読み解き一歩先をゆく〉変化を恐れない総本店の豚骨ラーメン

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

創業60年の〈博多だるま〉は、伝統を守るだけでなく、初代から引き継ぐ、エモーショナルな想いを次世代へ引き継ぎながらも、リアルな視点とセンスで今の時代をリードする絶妙なバランス感覚が印象的な名店。2000年、福岡市東区箱崎にあった先代「だるま」を受け継ぎ同じ市内の中央区渡辺通に移転。現在の〈博多だるま総本店〉を開業。先代独自のスープの炊き方や麺の製法を受け継ぎながらも、その時代時代に合わせた麺やスープの素材など一新することで、新たな〈博多だるま〉を表現し、人気店へと駆け上がり、現在では福岡を代表する名店という地位を確固たるものに押し上げていった。〈過去の博多だるまの記事はこちらをご参照ください〉

今年に入って2度目の訪問になる

福岡市中央区渡辺通の春吉公園前の交差点にある〈博多だるま総本店〉。お昼や夜のピークタイムには観光客だけでなく地元民も多く訪れ、長い行列ができることでも有名だ。そのため基本的にはその時間を外し、夕方の時間を選んで訪問するようにしている。

1度目は、月見チャーシューメン

ちょうど奥のテーブル席が空いていた日。券売機での選択は「チャーシューメン」。それに「月見」のトッピングを発券。テーブル席へ座ると同時に食券をスタッフさんに手渡しする。麺の硬さはいつも「カタ」でオーダー。待つことしばし、配膳された「チャーシューメン」は、ナミナミでアワアワの豚骨スープの雲海の中心に、キレイな月見が浮かび上がる。その周りをホロホロのチャーシューとネギが覆う至福の一杯。実は約2年前に〈博多だるま総本店〉の味を全面リニューアルし、新たなスープに合わせて、トッピングメニューも「味玉」を無くし、玉子系はすべて「月見」に変更している。それがまた、ピタリとハマる美味しさで、ぜひお試しいただきたい味わい。

ナミナミで泡々なスープの中から〈博多だるま〉の自家製の極細麺を持ち上げ啜る行為が最高のひと時。さらに麺とともに、チャーシューも交互に摘み続けるという贅沢な順番。〈博多だるま総本店〉の複数ある「ラーメン」の種類を選択する時は、やはり「チャーシューメン」か「ワンタンメン」が最強だなぁと食べながら自覚する美味しさだった。

2度目は、ラーメン+半チャーハン

つい先日、(いつものことだけど)ちょっと忙しくてお昼を食べられなかった日。ようやく夕方の時間帯に訪問。テーブル席は観光系らしき方々で、すべて埋まり満席状態。朱色のカウンター席に1席だけ空きあり、そちらに着席することに。この日の券売機での選択は「お米」が食べたかったこともあり、ベーシックな「ラーメン」と「半チャーハン」を発券。

そして、待つことしばしで配膳されたのは、まずは「半チャーハン」。写真を撮っているところに時間をおかず「ラーメン」も到着するナイスタイミング。「ラーメン」は、いつも以上のベタ感強めな泡々が表面を覆う熱々ナミナミの雲海スープで極細の麺はまったく見えない。

その麺を下から掘り起こし持ち上げると、その泡立ちがしっかり麺に絡んで、抜群の美味しさを纏う。次に「半チャーハン」をいただくと、これがまた少しアルデンテのような芯を感じるお米の粒だけど表面はしっかり炒められていてパラパラ食感としっかりとした味付けで、ラーメンのスープとの相性も抜群。

ラーメンとチャーハン。この両者の味の変化が交互に楽しめる組み合わせは、やっぱり最高に幸せだと思う。

福岡へのご旅行やご出張の際、お酒とともに、お得な5点セットのある「おでん」をはじめ、おつまみ類も豊富に揃っているので、飲みの一軒目からでも利用でき、さらに最後に〈博多だるま総本店〉の、ここだけの「シメのラーメン」を体験してみてはいかがでしょうか。

博多だるま総本店
住所  :福岡県福岡市中央区渡辺通1-8-25[地図
営業時間:11時30分~00時00分(※要確認)
定休日 :なし
駐車場 :専用駐車場なし、近隣に有料駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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