50代・60代から始めるウォーキング 続けられるかな?不安を解消する日常の運動と楽しむ運動
時がたつのははやく、あっという間に気が付くと50代・60代になっていたように感じます。そして、これからは健康にも気を付けなければならない年齢となり、日常に運動を取り入れないと…と思われている方も多いのではないでしょうか。
いろいろな運動がありますが、今まで運動をしていなかった人が初めに行う運動としてウォーキングをお勧めします。理由は準備するものがなく(関連記事:初めに必要な物は二つだけ)、何時でも気軽に始められるからです。しかし、健康のためにウォーキングを始められる人が多い中、続けていけるかな?と不安を感じる方も多くいらっしゃると思います。
何かを始めてみる。そして続ける。言葉では簡単ですが、結構ハードルが高いと感じます。長く続けるにはどうしたら良いのかと考えてみると、やっぱり、気分がすっきりしたり、楽しいと思ったりすることかもしれません。
頭や気分がすっきりする
では、ウォーキングをして嬉しい・楽しいと感じるのか?と言う疑問が出てきますが、ウォーキングはストレス解消に効果があると言われており、セロトニンやエンドルフィンという幸せホルモンの分泌が促されるためと科学的根拠もあります。
頭の中にストレスや悩みがぐるぐる回っている時にウォーキングをすると、徐々に頭の中がすっきりしてくるという体験をされた方も多いのではないでしょうか?ダイエットのためや生活習慣病の予防・改善が目的でウォーキングを始められる方が多いと思いますが、実際に歩いてみて頭がすっきりするような体験をしてみると、ウォーキングする事が頭がすっきりする事と頭が覚えます。そうすると、ウォーキングの目的が本来のきっかけであったダイエットや生活習慣病の予防改善から頭がすっきりするという目的に変わります。これを目的にして続けられている方が多いようで、私のその一人です。頭がすっきりすると嬉しいですよね。
楽しいと感じるウォーキング
日常のウォーキングは心が嬉しいと感じる事、ストレス解消や頭がすっきりするという事を目的にして行いますが、時には楽しいと感じる非日常のウォーキングも良いです。楽しいと感じるのは知る楽しさです。人間は物事を知ることを楽しいと感じるので、歩く旅をしながら実際の場所で歴史や文化など体験してみませんか。
では、どんなウォーキングがあるのか?例えば江戸時代に造られた五街道はいかがでしょう。東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道。五街道は歩いて旅をしている方が思うより多くいます。場所によっては峠をこえますが、それ以外は街道を歩きますし、街中を歩く事が多いのでスケジュールも組みやすいです。そして、登山やハイキングでは難しい途中でのリタイアも比較的簡単に出来るので安心です。
他には四国八十八カ所霊場巡りや全国にある観音霊場巡り、世界遺産に登録された熊野古道も良いと思います。大変そうと思われるかもしれませんが、何も続けて歩かなければならない事はないですし、都合に合わせて歩きたい場所だけを選んで歩いても良いのです。公共交通機関や車で回れる時代になぜ歩いて回るのかと思われるかもしれませんが、意外に歩く事は楽しいのです。その楽しさは歩く事で体験できるものです。そして、歩く旅で得られるもう一つの楽しさは達成感です。目標とした行程を歩き切った時の心の満足感は言葉にならないものです。忙しい日常生活を送っていると達成感を感じる機会が無いので、ぜひ、達成感を味わって嬉しいに楽しいを積み上げましょう。
日常のウォーキングと非日常のウォーキング
ウォーキングは手軽に出来る運動である反面、続けるのが難しいのではと感じる方も多くいらっしゃいます。日常のウォーキングでは続けるのが難しいを、楽しいから今日も歩こうと感じれば続けられるようになるのではないでしょうか。そして、時には遠出し非日常のウォーキングをして自分が知らなかった知識を得る。歩く事でストレスが解消し、新しく知識を得られ、健康にもなる。欲張りな目的を果たせるのはウォーキングならではですね。