【ガーデニング】ビオラの種まきの手順書!毎年1000株以上育てた経験談を大公開【そろそろ撒き時です】
ビオラやパンジーを種まきから育てたいけど、いったいいつ種まきすれば冬に綺麗に咲いてくれるのでしょうか?
ビオラを毎年1000株以上種まきから育てている私の経験全てお話しします。しっかり読んでビオラの特性を理解いただければ初心者でも簡単に11月頃にはビオラのお花咲かせることができます。
ポイントはビオラの発芽適温と種まきの時期を間違えない事だけで、種まきから育てられます。
10月頃の涼しい時期に種まきしても育てられますが、その場合開花が翌年3月とかになってしまい、冬の花壇がさみしくなります。
ぜひ、夏の終わりの種まきにチャレンジしてみませんか?
プロや、上級者はほとんど実勢されているお話になります。
ビオラを種まきから育てる手順
- ビオラ・パンジーの種まきは8月下旬から9月上旬までに
- ビオラ・パンジーの発芽適温は20度と低いので、暑すぎる時は発芽までエアコンを使う
- 種まき直後の気温が25度を超えていると発芽率が極端に悪くなる
- 発芽してしまえば30度超えでもOK
- 種まき時期が9月後半以降になると真冬は咲かない
- 種まきはセルトレーで1粒ずつがおすすめ
- 種まき後4日から7日で発芽する
- 種まき後30日でポット上げ
- 種まき後60日で1番花の開花
ビオラやパンジーを種まきから我が家の場合はざっくりこんな感じで毎年育てています。
ビオラ・パンジーの種まきの時期
ビオラ・パンジーの種まきは秋のイメージかもしれませんが、年内に咲かせて冬の間も咲かせるなら実は夏の終わりがベストです。
具体的には8月下旬から9月上旬。
その理由は、ビオラ・パンジーの種まきが遅くなるとお花が咲く前に真冬を迎えてしまい、そうなるとお花が咲きだすのは2月下旬から3月となってしまうからです。
ビオラは、せっかく冬の花壇の主役なのに種まきが遅いと葉っぱだけの状態で真冬を過ごすことになります。
なので、プロや多くの園芸上級者は夏の終わりに種まきして11月頃に開花させ冬の間もお花を名の死んでいます。
ビオラの種まきから開花までの目安
種まきから発芽までは3日から遅くとも7日あれば発芽しますが、開花までには60日が目安です。60日後の気候はどうでしょうか?
暑すぎる10月に開花すると徒長が始まります。逆に11月下旬とかになると開花しにくくなります。
ベストなのは11月上旬から中旬に開花して定植できる状態を迎えることです。
ビオラの種まきに用意するもの
ビオラの種まきに用意するものをまとめてみました。
セルトレー128穴
種まき用の培養土
ばら撒き用の区切りがないトレーは根が絡まってポットに植え替えが大変です。
ばら撒きより一粒ずつ撒く
タネは一粒ずつ撒いていきます。バラ撒いたら半分以上無駄になりますが、セルトレーに一粒ずつ種まきすると、ほぼ90%は発芽して全て苗として使えます。
種まきは大変ですが竹楊枝、爪楊枝に水を浸けると種が一粒ずつついて上手く種まきできると思います。
セルトレーは必須
ビオラの種をばら撒きで撒くと楽ですが、その後のポット上げが大変です。根を切らないようにゆっくり引き抜いてポットに植えていくなんて作業は大変すぎ。
セルトレーに種まきすればポット上げは、ホークですくうだけで綺麗に一株ずつ植え替えられます。
とても安くて毎年使えるので是非揃えてみてくっださいね。
ビオラ・パンジーの発芽適温と対策
ビオラ・パンジーの発芽適温はとても大事でコレを知っておかないと失敗してしまいます。
ビオラ・パンジーの発芽適温は20度とかなり低いです。
しかし、夏の終わりに20度というと近年の気候では無理かもしれませんが、最低気温が20度から22度くらいまで下がるようなら屋外でも発芽はしやすくなります。
気温が下がらない時は、裏ワザとしてエアコンの効いた部屋に3日から4日置くのがおすすめですし、近年の残暑の厳しさを考えるとエアコンの部屋で3日から4日置く。
エアコンの温度設定も普段過ごす温度で十分で、足元に置けば23度近くに下がっていることが多いのでお試しくださいね。
少し電気代もったいないですが、ビオラの苗を購入すること思えば格安ですし、3日ほどだけのことです。
ビオラ・パンジーの種まきからポット上げの目安
ビオラ・パンジーは種まき後4日から7日で発芽し、最初は双葉だけですが、2週間も経過すると本葉が出てきます。
パンジー・ビオラの種まきからポット上げまでの目安は本葉が4枚程度以上に出てきたころです。
具体的には種まきから3週間から4週間後くらいと思います。
少々前後しても構いませんし、徒長してしまってもポットへ植え替え時に深く植えれば問題ないです。
ビオラの種まき失敗事例
ビオラの発芽適温は20度と低いです。夏尾終わりでもその気温はなかなかない近年です。失敗しないならエアコンの部屋で3か位置く。
ポイントは植えつけ8時間後くらいの時の気温。なので、種まきするなら夕方、そして涼しい地域なら屋外でもいいですし、関西など熱帯夜が続くような地域ならエアコンの部屋です。
失敗しやすい事例は以下の通り
- 8月上旬など早く撒きすぎて暑さで苗が枯れてしまう
- 残暑が厳しい状態で屋外で発芽させようとして発芽適温から外れすぎて発芽しない
- 発芽後すぐに直射日光に当てて枯れてしまった
- 種まきが9月下旬になり、咲かないまま冬になって春まで咲かなかった
- 鉢にばら撒きして種まきしポットへ植え替え時に大半がダメになった
ビオラ・パンジーの種まきから育てるのを失敗した原因として、こんな感じの声がとても多いです。
種まきを成功させるには発芽適温に近い環境で発芽させること。
発芽後は気温が高くても日陰の管理で問題ありません。
まとめ
- ビオラ・パンジーの種まきは8月下旬から9月上旬までに
- ビオラ・パンジーの発芽適温は20度と低いので、暑すぎる時は発芽までエアコンを使う
- 種まき直後の気温が25度を超えていると発芽率が極端に悪くなる
- 発芽してしまえば30度超えでもOK
- 種まき時期が9月後半以降になると真冬は咲かない
- 種まきはセルトレーで1粒ずつがおすすめ
- 種まき後4日から7日で発芽する
- 種まき後30日でポット上げ
- 種まき後60日で1番花の開花
私は年間1000株以上毎年こんな感じで育てています。地域は関西なので多分関東以西の温暖地は同じと思います。
ぜひ、自分で種まきしたビオラで冬の花壇を彩ってみませんか?
こんな感じで我が家は毎年種まきからビオラを育てています。
是非チャレンジしてみて下さいね。
私のYouTubeでも紹介しています