もうすぐ入園なのにオムツが外れていない。トイトレがうまくいかないときどうする?
こんにちは!保育士ごんちゃんです。
「無理しない育児」をモットーに、保育士として地域の子育て支援事業に勤務しながら、オンラインでも育児に関する情報発信をしています。
そして私も現役の子育て世代で、2人姉弟の育児に日々奮闘しています。
今回の記事も入園準備編!ということで、今年も保護者の方からよくお伺いしている「おむつが外れていない」というお悩みについてお話ししていきます。
▼春から入園なのにオムツが外れない…
入園時におむつが外れていないことがお悩みに上がるのは、年少入園時の保護者さんからがほとんどです。
年少入園時、お子さんの年齢は3月生まれでも3歳になっているタイミング。ちょうどトイトレをしていたり、終わったばかりという子が多い学年です。
そのため、入園予定の園によっては「入園までにオムツは卒業して、トイレでできるようになっておいてくださいね」と言われるケースもありますね。
しかし、特に早生まれのお子さんであれば3歳になったばかりですし、外れる気配が全然ないという場合もあるでしょう。
そんな時どのように入園準備を進めたらよいのでしょうか。
▼入園がゴールではないのでできる限りでOK
子どものトイレトレーニングや排泄の自立が進むペースには個人差があります。入園時の月齢も最大11ヶ月ありバラバラですよね。
それにも関わらず、年少入園時に一斉におむつが外れているほうが不自然だと思いませんか?
そもそも子どもは入園に照準を合わせて成長しているわけではありません。ですから入園までにちょうどおむつが外れていたらラッキー!と思うくらいのほうがよいです。
また、入園予定の幼稚園や保育園から「入園までにおむつ外しておいてください」と言われる場合も、「絶対それまでに外さないと!」と思ってしまうと親子共にプレッシャーになってしまいます。
大人でも日頃仕事ややるべきことで締め切りに追われていると、焦りやプレッシャーから本来の力が発揮できなかったり、スムーズに進まないとイライラしてしまうことありますよね。
トイレトレーニングでも同じことが起こりがちで、締め切りを意識しすぎるとプレッシャーになり、子どもも本来の力が発揮できませんし、見守る親としてもイライラしたり、余計に怒ってしまったりして逆効果!ということになりかねません。
▼入園後もおむつだったらどうなる…?
入園までにできるサポートをしてちょうどおむつが外れているのも素晴らしいことですが、もしオムツが外れなかった場合もそれで終わり!ということはありません。
もし外れなかったら引き続き、家庭でも園でもお子さんのオムツ卒業に向けたサポートができればOKです。
園の先生方もオムツをしているお子さんには、その子なりに必要な介助や声かけをしてくれるはずです。
集団生活をするうえではそれぞれの園に方針がありますので、合わせられるところはもちろん合わせるべきではあるのですが、私は保育士として、保育者・教育者側が子どもに合わせた関わりをするのがプロだと思っています。
ですから、一人ひとり違うペースや成長度合いがあって当たり前ですし、周りに合わせて急がせようとか焦る必要はないのです。
「あと◯日でオムツ外さないと…」と思ってしまうとプレッシャーになりますし、そのプレッシャーはお子さんにも伝わります。「ちょうど外れたらラッキー!」という心構えで、できる働きかけを続けてみてくださいね。
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今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!