はらぺこライターの旅人間です。今回は東京都世田谷区から食レポです。世田谷代田駅と言えば…2022年の人気ドラマ「silent」ロケ地として話題になったトコロ。

また、代田と言う地名は伝説上の巨人「ダイダラボッチ」の足跡が由来という説も。ダイダラボッチの「ダイダ～」→「代田」だそうですよ。

さて、そんな世田谷代田駅の近くに「素敵なカフェがある」と地元の方に教えてもらったので立ち寄ってみました。

それはユニバーサル ベイクスアンドカフェというお店です。

実を言うと…

私は世田谷代田駅に来たのは初めて、ドラマの影響もあってか駅周辺で写真を撮っている女性がチラホラ、そして駅の目の前から閑静な住宅街が広がっています。

今回紹介するカフェは駅から歩いて2分ほど、大阪人の私からすると「駅前に閑静な住宅街？東京で？しかも駅前なのにガチャガチャしてないぞ！」と言ったオドロキ。
（何も知らない田舎者でスミマセン…）

そんな住宅街の中に溶け込むように佇んでいる隠れ家のようなベーカリーカフェ、夕暮れ時に到着し、閉店時間も近かったですが、男性スタッフの爽やかな対応も印象に残りました。

しかし、もっとも驚いたのは料理です。

「素敵なカフェがある…」と言う情報だけで、ココまで来ましたが…お店の方にお話を聞くと、なんと！この店は100%ヴィーガンのベーカリーカフェなんだとか。

ヴィーガンと言えば、野菜や果物を中心とした食生活を送るライフスタイルのことで、肉や魚はもちろん、卵や乳製品などの動物性由来の食材を使った食べ物を取り入れない…

イメージとしては、ストイックな印象を持っていました。

しかし、目の前に並ぶパンを見て

「え…これもヴィーガンなの？想像してたのと全然違うんだけど…」と。

ちなみに…

私はヴィーガンというものを全く意識していない食生活で、正直にいうと「あまり興味も…」と言った感じでしたが、お話を聞くと全ての印象がドンドン変わってゆく。

と言うのは、この店のコンセプトが…

『お肉とかバターとか卵とか大好きな人も美味しく食べてもらえるモノを作りたい、植物性素材だけで誰にとっても美味しいモノを作りたい』というもの。

今回注文したのは「カンパーニュタルト アップルクリームブリュレ」、あれ？ちょっと待って！カスタードクリームが、もう一度聞くけど、これ本当に…

「これもヴィーガンなの？」

無知な私は、ヴィーガンってアッサリで淡白なものと思い込んでいたのですが、全くそんな事ないんです。味わい豊かで、ものすごく美味しい！！

カスタードクリームにはミルクやバターを使っておらず、つまり…卵や動物性のモノを使わなくても美味しいものは全然作れるのだとか。

いや、本当に驚きました。これは価値観が変わりますね。スゴイ！

ちなみに、この店ではクロワッサン、メロンパンが特に大人気で、もちろん100%ヴィーガン。乳製品や卵などにアレルギーがある方からも喜ばれているそう。

ここはヴィーガンである人も、そうでない人も、誰もが美味しく食べられる店。実際に来て感じたのは「その魅力は噂以上に素敵なカフェ」だったこと。また来たいなぁ～♪